編集長に聞く 2024年下半期ベスコスの見どころは?~「ヴォーチェ」編~
スキンケア編優秀賞と化粧水部門1位の「エスト(EST)」の“G.P セラムイン ローション”も注目。「同じ肌悩みを持っていても、人によって原因が違う」という真実に真っ向から向き合い、老化の要因を3つに集約、3種のパーソナライズ化粧水を生み出した。新生「エスト」は「本気で肌悩みを解決したい」というブランドの誠意の結晶!「スック(SUQQU)」ではメイク編最優秀賞、下地部門1位を受賞した“ザ プライマー”が、「肌ノイズを、“隠した感”なくカバーしたい」「艶は欲しいけれどテカりたくない」「品格が欲しい」というわがままな女性の願いを全てかなえてみせた。
WWD:2024年下半期の傾向は?
遠藤編集長:なんといっても美容液部門の激戦が印象的だった。名品のリニューアルが相次ぎ、それぞれに肌本来がもつ能力をパワーアップさせる機能が搭載している。「肌を元気にすることでエイジングをゆるやかにする」というアプローチがメインになった。また、コメ由来の発酵スキンケアが注目を浴びた。メイクはハイライト×青みのチークが豊作。血色感のあるベージュワントーンメイクがトレンドの顔になった。
WWD:「ヴォーチェ」のベスコスにまつわるエピソードは?
遠藤編集長:「ヴォーチェ」のベスコスの発表後から、売り上げが何倍にもなったという話はよく聞く。クライアント各社からは「『ヴォーチェ』のベストコスメが一番獲りづらい。だからこそ価値を感じる」という声もいただく。
WWD:来期以降のビューティ業界に期待することは?
遠藤編集長:美容好き読者が自分の可能性をもっと信じたくなるような、そして自分を好きになれるようなコスメの誕生に期待している。