【巨人】前日同点打の中山礼都、遊撃スタメン抜擢にこたえるマルチ安打
◆JERA セ・リーグ 巨人0―8DeNA(8日・東京ドーム) 7日に1軍に合流し、同日のDeNA戦(東京ドーム)の9回に同点打を放った中山礼都内野手が「7番・遊撃」でスタメン出場し、2安打とマルチヒットで起用にこたえた。 4回の第2打席、DeNAの先発・吉野光樹投手に対し、前を打つ秋広優人内野手が遊撃内野安打で出塁すると、中山は右前打で続き、2死一、二塁とチャンスを広げた。 さらに9回2死の第4打席では、DeNAの4番手・森唯斗投手から、次につなげる中前打を放ち、気迫をみせた。 中山は前回、「7番・三塁」でスタメンに抜擢された8月10日の中日戦で拙守が続き、阿部監督から「投手に迷惑かけるのでね。まだ1軍では使えないのかな」と叱責され2軍落ち。そこからファームで打率3割3分2厘とバットで結果を残し、再び1軍へ這い上がってきた。 そんな課題の守備でも、この日はショートで無難な動きを披露。優勝争いの中、貴重な経験を積みながら攻守に成長を続けている。
報知新聞社