【EL結果一覧】“神童”の初ゴールでアーセナルが快勝!トッテナム、ローマなども順当勝ち、マンU対ミランはドロー
ビジャレアル、アヤックス、グラナダも完封勝ち
現地時間3月11日、欧州各地でヨーロッパリーグ(EL)のラウンド・オブ16第1レグ8試合が開催された。 【画像】マンUの18歳ディアロが決めた技ありのバックヘッド弾 最大の注目カード、マンチェスター・ユナイテッド対ミランは1-1のドローに終わった。前半はミランの組織的な守備に手を焼き、主導権を握られたホームのユナイテッドは50分、途中出場の18歳ディアロが決めたヘッド弾で先制に成功する。 その後は、ミランの攻撃を封じ込め、このまま1-0で逃げ切るかに思われたが、後半アディショナルタイム3分にCKから敵CBケアにヘディングシュートを叩き込まれ、痛恨の失点を喫している。 イングランドで行なわれたもう1試合は、トッテナムが主砲の2発でディナモ・ザグレブに快勝した。開始25分に、ラメラが見事なターンからドリブルで持ち込んで左足で技ありのシュート。これはポストに嫌われたものの、ケインが詰めて先制する。 さらに、70分にも右サイドからの折り返しを敵がクリアミスしたところを突き、再びケインが股抜きのシュートで加点。2-0で危なげなく逃げ切っている。 昨シーズンにラウンド・オブ32で敗れているオリンピアコスのホームに乗り込んだアーセナルは、ここまでゴールがなかった期待の新戦力がついにやってのける。34分、“ノルウェーの神童”ウーデゴーがエリア外から得意の左足を一閃。強烈なシュートを突き刺してみせた。 しかし58分、この試合でも不安定だったビルドアップ時のミスを突かれ、同点に追いつかれる。自陣ゴール前でダニ・セバジョスがボール奪われ、エル・アラビのシュートで被弾した。 勝ち越しゴールを奪ったのは80分だった。ショートコーナーからウィリアンが送り込んだボールをガブリエウが打点の高いヘッドで合わせ、ネットを揺らす。さらにその5分後にも、エルネニーのミドルで追加点を奪い、3-1で凱歌をあげた。 そのほか、ローマ、ビジャレアル、アヤックス、グラナダが順当に快勝を収めている。 ELラウンド・オブ16第1レグの結果は以下の通り(左側がホームチーム)。 マンチェスター・U 1-1 ミラン スラビア・プラハ 1-1 レンジャース ディナモ・キエフ 0-2 ビジャレアル アヤックス 3-0 ヤングボーイズ トッテナム 2―0 ディナモ・ザグレブ グラナダ 2―0モルデ オリンピアコス 1-3 アーセナル ローマ 3―0 シャフタール 構成●サッカーダイジェストWeb編集部