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私立中学校で進むオンライン授業、オンライン説明会【中学受験】

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ベネッセ 教育情報サイト

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため始まった一斉休校ですが、5月25日に緊急事態宣言が全国で解除され、徐々に学校の教育活動が再開しつつあります。休校の間、先進的な私立中学校ではどのように学習活動や学校説明会を行っていたのか、森上教育研究所がお伝えします。

始業の朝礼から正規時間割の授業をオンラインで行う学校も

多くの学校が長期にわたる休校に追い込まれる中、学校によってはいち早くオンライン授業を導入し、子どもたちの学びを止めないための工夫を行っていました。特に私立中学校では授業量が多いため、一部の難関校を除き多くの学校がオンライン授業に熱心に取り組んでいました。 たとえば、栄東・広尾学園・北鎌倉女子学園は、4月からオンライン授業を積極的に行っていた学校の代表と言えます。いずれの学校も朝の始業時間にはホームルームや朝礼をオンラインで行い、規則正しく学習に取り組むための工夫をされています。栄東と広尾学園では、1時間目から6時間目まで実技教科も含めた正式な時間割通りのオンライン授業を行っています。北鎌倉女子学園も、午前中に3時間のオンライン授業、午後はチャレンジ課題・オンライン進路指導・オンライン英会話などを行い、充実した学びの環境を実現しています。

志望校の休校中の取り組みもチェックを

他の中学校においても、生徒が慣れないオンライン授業で疲れてしまわないように動画配信と双方向授業を交互に行ったり、午前中に5教科の学習を集中させて午後に実技教科を配置して楽しく取り組めるようにしたり、先生方が試行錯誤しつつさまざまな工夫をされていました。 こうした取り組みは、今後学校説明会などでどこの学校もアピールすると思いますが、志望する学校が休校中にどのような学びを実行していたかは、先生方の熱心さを測る意味でもぜひチェックされるとよいと思います。

増加するオンライン説明会、一部ではオンライン個別面談も実施

学校説明会が始まる時期となっていますが、多くの中学校が新型コロナウイルス感染を防ぐために従来の学校での説明会を行わず、動画配信やライブ配信によるオンライン説明会を実施しています。この傾向は、今後も続くと考えられます。 また、北鎌倉女子学園などの一部の学校ではオンライン説明会のあとに、申し込み制でオンライン個別面談も実施しています。これは、従来の説明会では手を挙げて質問しなければいけなかったり、説明会後の相談ブースで長時間待つ必要があったりしたことを考えると、個別に質問をしやすく非常に優れた試みだと思います。 今年はさまざまな面で従来とは異なった対応が必要となり、戸惑われることも多いと思いますが、各中学校の新しい取り組みも学校選びにぜひ活用してください。 (著者:森上教育研究所) 参照: 広尾学園中学校 https://www.hiroogakuen.ed.jp/ 北鎌倉女子学園中学校 https://www.kitakama.ac.jp/ 栄東中学校 http://www.sakaehigashi.ed.jp/

プロフィール 森上展安 森上教育研究所(昭和63年(1988年)に設立した民間の教育研究所)代表。中学受験の保護者向けに著名講師による講演会「わが子が伸びる親の『技』研究会」をほぼ毎週主催。

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