【中島史恵メソッドで、更年期も快適&美しく! ②】中島史恵さんに教わる「首こり」「肩こり」を楽にするヨガ
「シェイプUPガールズ」で活動、現在はヨガインストラクターとしても活躍する中島史恵さん。そんな彼女に、更年期不調やエイジングケアに効果的なヨガを教えてもらう。今回は40代、50代の女性に多い首こり・肩こりを改善するヨガ。スマホやパソコンの見すぎで、首こり・肩こりが慢性化している人は即、実践を!
無意識のうちに体に力が入って肩を上げっぱなしでいることが、首や肩まわりの筋肉の緊張を招く
更年期の女性に多いのが、首や肩のこりの悩み。その原因を中島史恵さんに伺った。 「肩こりや首こりの大きな原因は、やはり普段の姿勢ですね。パソコン作業などに集中していると、首が前に出やすくなるうえ、無意識のうちに体に力が入って肩が上がってしまいます。 そうすると、肩や首まわりの筋肉が緊張して血流が悪くなってしまい、こりが生じてしまうのです。猫背やストレスなどで呼吸が浅くなっていることでも、肩が上がりやすくなってしまい、余計に肩や首のこりを招きます。猫背姿勢が続くと肩甲骨の動きが悪くなり、これも肩こりを悪化させる原因です」 では、改善するためにおすすめのヨガとは? 「硬くなっている首の筋肉を伸ばす動きや、上がっている肩を下げる動き、固まった肩甲骨まわりをほぐす動きを取り入れたヨガをすることで、改善しやすくなります。 また、普段の生活でも深い呼吸を心がけて、特にしっかり息を吐くことを意識しましょう。息を吐くと自然に肩が下がりますし、背骨が上に伸び、姿勢のくずれが防げます。また、例えば、遠くの物を取ったりするような普段の何気ない動作のときに、肩からでなく肩甲骨から動かすように意識することも肩こりを防ぐポイントです」 下が、中島さんが首こり・肩こり改善のためにすすめてくれたヨガのポーズ。毎日の生活に取り入れてみて。
首こりに効く<ネックフローのポーズ>
硬くなって縮んだ首の筋肉をほぐして血行を促し、首まわりのこりを解消する。肩こりの改善にも効果的。
①床にあぐらをかいて座り、頭の後ろで両手を組んで、ひじを開く。
②息を吸って、吐きながら両ひじを閉じ、頭と手で押し合って、首を前に倒して3呼吸。このとき首が伸びるのを意識しよう。