「萬福寺」本堂などが『国宝』に指定され記念式典 京都・宇治市
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京都府宇治市にある萬福寺の本堂などが「国宝」に指定されたことを受け、記念式典が開かれました。 12月9日、宇治市にある萬福寺の本堂「大雄宝殿」と玄関にあたる「天王殿」、説法を行う「法堂」が国宝に指定されました。これを受け14日、記念式典が開かれました。 萬福寺は禅宗の1つ、黄檗宗の大本山で、1661年、中国の高僧・隠元によって創建されました。国宝に指定された本堂などの軒下には、龍の腹をイメージした天井などがあり、中国仏教建築と日本の寺院建築の手法を融合した独自の建築様式を見ることができます。 また、隠元がもたらした煎茶など新たな食文化が広がったことも文化史的に深い意義が認められるとしています。
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