八天堂のくりーむパン、クッションで忠実再現 「食べられないけど癒やされて」 創業90年記念で商品化 広島県三原市
創業90年を迎えたパン製造の八天堂(広島県三原市宮浦)は、人気の「くりーむパン」そっくりのクッションを商品化した。実物の12倍の大きさで、包装デザインを忠実に再現。肌触りにもこだわった。消費期限は「開封しても長くお楽しみいただけます」。 <写真>ラベルの原材料名や保存方法欄にも遊び心 不織布製の包装、パン生地風のカバー、クリームに見立てたクッションの3層構造。包装した状態で縦28センチ、横47センチ、高さ15センチ。包装とカバーにファスナーが付き、中身を取り出せる。「要冷蔵商品」にちなみ、クッションは表面に冷感素材を使用している。 原材料は「感謝の気持ち」、保存方法は「ソファ、ベッド、デスクなどお好きな場所で」…。包装は実物を再現しつつ、表示に社員の遊び心をちりばめた。 「くりーむパンをいつも身近に感じてもらいたくて企画した。食べられないけど、なくならない。膝に置いたり抱きしめたりして、癒やされてほしい」と同社はアピールする。 数量限定で生産数は非公表。2500円。八天堂ビレッジ(同市本郷町)の本店などで販売している。
中国新聞社