ワークマンの「着る断熱材」がスゴイ! 寒さも暑さも感じない「無感覚アウター(レディース)」を着てみた
実際に着てみた 室温20度でも暑くない!
エックスシェルター断熱レディース防水ウォームアウターを、室温20度の室内で着用してみました。アウター内には一般的なコットンシャツを着ています。 このくらいの室温で保温性が高いアウターを着ると、暑さを感じることが多いのですが、エックスシェルターのアウターはそこまでの暑さを感じません。もちろん暖かさはあるのですが、嫌な暑さではありません。 エックスシェルターのウェア内には、サーモメーターが搭載されています。そのため、常にウェア内の温度を確認できます。着用前の温度は20度でした。 3分ほど着用すると、24度に上昇していました。しばらく着用していると26度になり、その後は26度を保っていました。暑すぎることもなく快適な温度だと感じます。 ワークマンの新製品発表会で担当者は、「屋外で着用して暖かいのは当然。でもアウターを着たまま電車やショッピングモールなどに入ると途端に暑くなって汗をかいてしまう。その問題を解決できるのが『エックスシェルター』です」と話していました。朝晩の気温差が激しいこの季節にも、活躍するアウターだと感じます。
驚くほど軽い
エックスシェルターのアウターはボリューム感があるので、重そうに見えます。でも実際に持ってみると、「軽い!」と声が出てしまうほど軽量でした。ふんわりとしていて、空気をたくさん含んでいるような触り心地です。 実際に重さを測ってみると、約663gでした(Mサイズ)。ここまで軽量でありながら、襟の中にフードが入っています。そのため、強風や寒い時にさっとフードを取り出して、首元や頭をカバーできます。 またウエストと裾内側にはドローコードが付いているので、すっきりとしたシルエットにすることも可能です。 生地は防水性も備えており、耐水圧は1万5000mmH2Oと高くなっています。非常に高機能な生地ですが、ごわごわ感はありません。
リュックを背負いにくいかも
筆者は、エックスシェルターのアウターを旅行に使いました。室内外の移動が多くなりやすい旅行でも、快適に着続けることができました。 一方で、筆者は旅行の際にリュックを使うのですが、エックスシェルターのアウターにボリュームがあるので、リュックを背負いにくいと感じた場面がありました。アウター+リュックの宿命かもしれませんが、これは難点かもしれません。 また袖口にはゴムが入っていますが、手首の太さによっては隙間ができてしまい、冷気が入ってしまうことも。ただ筆者の場合は、アームウォーマーをしてからエックスシェルターのアウターを着ることで、冷気の侵入を防ぐことができています。 フロントは、フラップボタンとファスナーの二重仕様なので、冷気は入ってきませんでした。 これだけの機能を搭載しながら、価格は4900円(税込)と5000円以下です。カラーはグレージュ(筆者購入)、ピンク、ブラックの3色展開。サイズはMとLです。身長160cmの筆者はMサイズを着ています。 ワークマンの公式オンラインストアでは「WEB限定商品」となっていますが、店舗でも購入可能です。ただし店舗によって在庫は異なります。
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