ヤクルト1日にもマジック54か53が点灯!両リーグ50勝一番乗り!2リーグ分立後1シーズン制では最速の点灯なるか
◇30日 広島2―4ヤクルト(延長12回、マツダ) ヤクルトが延長12回に勝ち越し、大接戦を制し、両リーグ50勝一番乗りを果たした。敵失による塩見の出塁や村上の申告敬遠などで2死一、二塁とし、途中出場の丸山和が中堅右を抜ける2点二塁打を放ち、追いすがる広島を振り切った。1―1のまま延長に入り、10回にいったん勝ち越したが、その裏に追いつかれる展開。12回もあと1死で勝ちがなくなる中、決勝点を奪い、4連勝を決めた。 1日からは唯一自力優勝の可能性を残しているDeNAと神宮で対戦する。1日の試合で勝てば優勝へのマジックナンバーが点灯。同日に巨人が広島に勝てば54、負ければ53となる。2リーグ分立後、パ・リーグの2期制の期間(1973~82年)を除けば、65年南海の7月6日を上回る最速での点灯となる。引き分ければ1日のマジック点灯はない。
中日スポーツ