橋本環奈『おむすび』根幹の“ギャル設定”があっさり消滅危機! ヒロインをめぐる“空白期間”の長さにも疑問の声が
12月10日、橋本環奈が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』で、ヒロインが就職活動をする様子が描かれた。新たな展開に進むなか、作品の根幹のはずの“ギャル設定”が危ぶまれている。 【画像あり】就活でギャルをあきらめた『おむすび』の橋本環奈 『おむすび』は、橋本演じるギャルのヒロインが「どんな困難も明るくたくましく乗り越える」をモットーに、人々の健康を支える栄養士になっていく物語。ヒロインは福岡の糸島で青春時代を過ごし、高校卒業のタイミングで家族と神戸に引っ越し、栄養専門学校に通う。 11月18日から、専門学校に入学したヒロインの日常が描かれていたが、新たな展開が……。 「12月9日の放送回で、物語の時間軸が一気に1年進んだのです。2年生になったヒロインは、就職活動のため、さまざまな企業を受けます。今後は、栄養士になっていく様子が中心になると思われます」(芸能記者) ヒロインの今後の動向が注視されるなか、Xではかねてから描かれてきた“ギャル設定”の扱い方に疑問が続出している。 《朝ドラのおむすび ギャル設定いる?っていう展開になってきた》《就活のためにギャルメイクは封印、言葉使いも変えますって》《ギャル要素をあそこまで入れる必要性を感じないんだよね》と、困惑する声がX上で見受けられてしまった。 その背景に関して、前出の芸能記者は「ヒロインとギャルの距離感がチグハグなんです」と語る。 「高校入学当初、ヒロインはギャルに否定的な印象を持つ、まじめな高校生でした。ただ、ギャルグループ『博多ギャル連合(ハギャレン)』との出会いを機に、ギャルの魅力を知り、専門学校に入学して髪を明るく染めたり、派手なメイクをするようになったのです。 そのあと、ギャルを貫くことを宣言するシーンも多かったのですが、9日の放送回から始まった“就活パート”であっさりギャルメイクをやめ、言葉遣いも変えました。ここまで、まじめな高校生が明るい性格のギャルになったと思ったら、またメイクや服装を変えているのです」 9月30日の放送開始から約2カ月にわたって、ヒロインの高校時代、専門学校時代を描いてきた。ただ、たびたび説明がなされない“空白期間”も見受けられてきた。 「ヒロインは高校1年生の夏にギャルの魅力に気づき、仲間とともに青春時代を謳歌する様子が描かれると思われました。しかし、突然、途中の過程を飛ばして、ヒロインが高校1年生から3年生に進級したのです。 専門学校編も、入学から数カ月間を描いたのみで、作中で触れられない期間が長い印象を受けます。 ギャルをドラマのメインテーマに掲げながら、ヒロインがギャルとして過ごす様子があまり描かれず、就職活動を機にそうした要素が“消滅”する気配さえ漂っています。『そもそも、ギャル設定を入れる必要があったのか?』とモヤモヤする視聴者がいるのも当然でしょう」(前出・芸能記者) ギャル要素が薄れた『おむすび』は、どんな方向に転がっていくのか──。