船橋・中野木小3年の常住美結さん、ゴルフで世界一に 市長に優勝報告
船橋市立中野木小学校(船橋市中野木2)3年の常住美結(つねすみ・みゆ)さんが9月6日、アメリカで開催された「IMGA 世界ジュニアゴルフ選手権」で優勝したことを報告するため船橋市役所を訪れた。(船橋経済新聞) 【写真】「負けると大泣きしていた」と話す充隆さん 常住さんは、4月に開催された「PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会東日本決勝大会」の「7-8歳女子の部」で優勝し、「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」の出場権を手にした。同大会は7月9日~11日に米ウィスコンシン州シンギング・ヒルズで開催され、「7-8歳女子の部」に出場。9ホールの大会が多い中、同大会は今年から18ホールになった。初日は66の好スコアでスタートし、最終的には同大会コースレコードの16アンダーの200で、2位と13打差をつけて初優勝を飾った。 常住さんがゴルフを始めたのは4歳のとき。日本ゴルフ協会会員でもある父親の充隆さんは「3歳くらいでアンパンマンのプラスチッククラブで遊んでいたが、楽しそうにするので、4歳半でコースデビューをした」と話す。「2年前の『PGM世界ジュニアゴルフ選手権』6歳以下の部に試しに出場したところ、初出場で準優勝だったので、『これはちゃんと練習すれば、さらに伸びるかもしれない』と思い、親子で火が付いた」と充隆さんは振り返る。 パター練習は近くの練習場で毎日練習し、週末はゴルフコースで、親子で練習に励んでいる。ドライバーは190ヤードくらい飛ぶというが、「ドライバーをもっと飛ばして、パー5でツーオンしたい」と常住さん。「世界大会は暑かったけど、優勝できてうれしかった」と喜びを表した。同大会の優勝者には2年間のシード権が与えられ、常住さんは来年の大会では「9-10歳女子の部」に出場する。「カテゴリーが上がるので、もっと頑張りたい」と意気込みを見せた。 松戸徹市長は「世界大会で優勝するのはすごいこと。学校も練習もこれからも頑張ってほしい」と話し、松本淳教育長は「これから大変なことがあるかもしれないけど、世界に羽ばたいてほしい」とエールを送った。
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