Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

日本のセダンに必要なのは“顧客のために売り続ける勇気”? 立派になったアコード&カムリの今

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
GQ JAPAN

新型ホンダ「アコード」に大谷達也が試乗した。最大のライバルであるトヨタ「カムリ」との違いとは? 比較した。 【写真を見る】新型アコード&カムリの詳細(25枚) 快適装備満載のインテリア

465万円のアコード

編集部Iが「アコードはずいぶん値段が高くなってしまいましたね」と、述べた。本当かどうか、ちょっと調べてみよう。 今年2月に発売された10代目アコードはモノグレードで価格は465万円。確かに、安くはない。では、その最大のライバルであるトヨタ・カムリはどうか? なんと、最廉価版は345万6000円でアコードより100万円以上も安い。なるほど、Iのいうことにも一理あるが、カムリだって最上級版は前輪駆動でも445万円だ(別途4輪駆動もあり)。これだったらアコードとは20万円差。なんだかトヨタとホンダが張り合っているんじゃないか? と、思えるくらい、2台の価格設定は似ている。 いや、アコードとカムリは知る人ぞ知る宿敵の関係。ただし、それは日本ではなくアメリカでの話だ。アメリカでのカムリは15年連続で乗用車販売台数No.1に輝いたこともある超ロングセラー。ちなみに2019年には1年間で34万台近くが販売された。 カムリの後塵を拝しているとはいえアコードもなかなか健闘していて2019年の販売台数は27万台弱。ちなみに2016年にはカムリ:38万8000台に対してアコード:34万5000台と4万3000台差まで肉薄してみせた。いずれにせよ、好敵手の関係にあるのは間違いない。 では、日本ではどうかというと、2台の立場にはかなり開きがある。今年に入ってからのカムリは毎月700~1300台くらいで推移しており、上半期の通算では6170台を販売して43位にランクイン。 ところが、日本自動車販売協会が発表する50位までの月別ランキングにアコードが登場したことは今年に入ってから1度もない。 つまり、負けっ放し。ちなみにカムリの月販目標台数は2400台なのにアコードはわずか300台。したがって2台とも日本での売れ行きはアメリカに比べるまでもないのだけれど、そのなかでもアコードはカムリに大きく差をつけられているのが現状なのだ。 じゃあ、アコードがカムリと比べて全然ダメなクルマなのかといえば、そんなことは決してない。それどころか、個人的にはある1点を除けば、いずれもカムリに優っていると思うほど、アコードはいいクルマである。

【関連記事】