「二十四日市」前に伝統の「宮笠」作り 岐阜・高山市
岐阜県高山市で今月24日に開かれる伝統工芸品の市「二十四日市」を前に、伝統の「宮笠」作りが行われています。 宮笠は、江戸時代から飛騨地方に伝わるといわれていますが、今、作っているのは問坂(といさか)義一さん(84)と息子の和彦さんだけです。 セミが羽を広げた模様の「蝉笠(せみがさ)」は、ヒノキとイチイを編み込んで作りますが、1日に2個作るのがやっとなほど複雑だということです。 宮笠は、農作業などで使われてきましたが、今ではインテリアとしても人気を集めています。