二宮和也主演『TANG タング』満島ひかり、市川実日子、小手伸也、奈緒、京本大我、武田鉄矢ら豪華俳優が集結!
二宮和也の2年ぶりの映画主演作『TANG タング』が8月11日(木・祝)に公開されることが決定。『きみの瞳が問いかけている』(20)の三木孝浩監督がメガホンをとる同作より、第2弾キャストと特報映像が到着した。 【写真を見る】宝物に囲まれる健(二宮)&タングの特別ビジュアルも! 本作は、ベルリン国際映画祭で“映画化したい一冊”に選ばれた、シリーズ累計発行部数28万部超えのイギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を原作とする物語。二宮が人生に迷うダメ男の健に扮し、記憶を無くした迷子のロボットのタングとともに織りなす冒険が描かれる。 第2弾のキャストとして解禁されたのは6名。健の妻でバリバリ働く弁護士の絵美を満島ひかり、健とタングの行動を監視しているミステリアスな加藤飛鳥に小手伸也、中国在住のロボット歴史学者の大槻凛に奈緒が扮するほか、ロボットやAIに詳しい会社員の林原信二をSixTONESの京本大我、健と絵美をそっと見守る健の姉の桜子を市川実日子、行方知れずになっているロボット工学の第一人者、馬場昌彦博士を武田鉄矢が演じる。 二宮と初共演で夫婦役を演じることになった満島は、「のびのびと柔らかく面白い二宮さんの存在と、楽しそうに映画を撮っていて朗らかな三木監督のいる現場で、まるでのび太君としずかちゃんみたいな夫婦を演じました」とコメント。三木監督とは大学の演劇サークルの同期だったという小手は、「僕たちも、家庭を持って子どもが出来て、改めて子どもを育てることや親の葛藤などを描ける年齢になったのかと染み染み思いました」、奈緒は「初めての中国語のセリフやアクションシーンは緊張しましたが、二宮さんが励ましてくださって、頑張ることができました!」と語っているほか、京本、市川、武田もそれぞれに撮影を振り返った。 また、あわせて到着した特報映像では、無職で妻に家を追い出された健と一人ぼっちのタングの出会いから、2人が世界へと旅立つ様子や彼らを取り巻く人々の姿が映しだされる。しかしタングを連れ去ろうとする不穏な存在によって、彼らは窮地に立たされてしまう。 なぜタングは狙われるのか。ロボットと大人、2人の迷子が見つけた人生の宝物とは。ポンコツコンビの壮大な旅の結末を見届けよう。 <キャストコメント> ●満島ひかり(春日井絵美役) 「のびのびと柔らかく面白い二宮さんの存在と、楽しそうに映画を撮っていて朗らかな三木監督のいる現場で、まるでのび太君としずかちゃんみたいな夫婦を演じました。タング(ロボット)の出てくる新しい時代の話なのに、かつての怪獣映画を撮影しているかのような、懐かしい気持ちになりました。どんな作品になっているのか想像がつかないですが、きっと温かく可愛らしい、二宮さんとタングの冒険映画になっているのだと思います。ポンコツロボットのタング君、人気者になるといいな」 ●小手伸也(加藤飛鳥役) 「三木監督とは、実は大学の演劇サークルの同期で彼の世界観に僕のキャラがそぐわなかったのか、暫く疎遠だったんですが(笑)。今回、初めて商業映画で一緒に仕事が出来てとても嬉しかったです。僕たちも、家庭を持って子どもが出来て、改めて子どもを育てることや親の葛藤などを描ける年齢になったのかと染み染み思いました。『TANG タング』は、ひとりのロボットと、二宮さん演じるひとりの大人が出逢いそれぞれの形で成長していく、家族のドラマです。ご家族で劇場にいらしていただけたら嬉しいです」 ●奈緒(大槻凛役) 「初めての中国語のセリフやアクションシーンは緊張しましたが、二宮さんが励ましてくださって、頑張ることができました!タングと一緒の撮影は本当に新鮮で、とにかくタングが可愛くて。撮影中も『おはよう、タング!』って声をかけて、ずっと話しかけたりしていました。近い未来に起こりうる、夢がたくさん詰まった優しいお話。それが『TANG タング』です。そしてタングがきっと、いまの私たちに大切なことを教えてくれると思います。ぜひ、劇場で楽しんでください」 ●京本大我(林原信二役) 「これまでたくさんの作品で二宮くんのお芝居を拝見していましたがこの作品で共演して生のお芝居を見せて頂き、鳥肌が立つような緊張感でした。今後お芝居をしていく中で、きっとこの経験がすごく生きてくるだろうと思っています。僕が演じた林原は超がつくくらいナルシストなキャラクターなので、撮影前から独特な決めポーズやしぐさを何パターンも研究して演技に取り入れています。そんなところもご覧になっていただければ嬉しいです。公開をお楽しみに!」 ●市川実日子(野村桜子役) 「健と絵美夫婦を、そっと…時に強めに見守る健の姉、桜子役で参加しました。脚本を読んだ時、ロボットとひとの友情という可愛らしいお話の中に、ドキッとするメッセージが潜んでいるようにも思えました。そして、キャストのお名前を聞いた時のなんだかワクワクする意外性から、このチームが乗ろうとしている風のようなものがふっと見えた気がしました。公開を楽しみにしていただけたらうれしいです」 ●武田鉄矢(馬場昌彦役) 「人間の生活にロボットが入ってくる、そんな未来の物語。すでに社会の中にロボットはたくさんいて、もはやそれは単なる機械ではない時代。私たちがロボットに求めるものは、もうテクノロジーだけではないのでしょう。『ロボットが友人になりうる可能性』。それこそがこの作品のテーマであり、そこに向かってロボットを作っていく時代なのではないでしょうか。『TANG タング』は、日本人の感性でロボットにヒューマニズムを込めた作品です」 文/足立美由紀