「学生時代の旧知の仲で甘えもあった」不適切な党員登録 “口裏合わせ” を否定 自民党 田畑裕明議員…記者会見で “不適切登録は262人” 調査で倍増
自民党本部はこの問題を重く受け止め、県連の橘会長が田畑議員に対し、臨時国会前までに説明責任を果たすよう求めていましたが、調査に時間がかかるとのことで会見が29日にずれた形です。 ■田畑議員の記者会見…4つのポイント (1)自民党員の無断・架空登録1つ目が党員の無断登録と架空登録です。田畑議員には従業員名簿をもとに本人に無断で党員登録を行い、架空の家族名義でも党員を登録した疑いがあります。いつからどんな手法で党員登録を行っていたのでしょうか。 (2)「企業献金を党費に」記載なし2つ目は企業献金を従業員の党費に充てていた疑惑です。音声データで田畑議員は「献金を党費に充てた」と説明していますが、収支報告書に党費の記載はありませんでした。 (3)音声データと説明の整合性3つ目はこうした音声データと会見での説明に矛盾がないかです。音声データでは支援者に対し「自分の分の党費は払っていたことにしてほしい」と口裏合わせをもちかける発言もありました。不適切な党員登録について自身の関与を裏付ける発言とも言えます。 田畑議員は有権者や党本部の納得を得る説明ができるのか、今夜の記者会見に注目が集まります。
チューリップテレビ