【神戸新聞杯】夏休みを経て成長確かなウエストナウ 陣営「体も増えて調教がしやすい」
◆第72回神戸新聞杯・G2(9月22日、中京競馬場・芝2200メートル)1週前追い切り=9月12日、栗東トレセン ウエストナウ(牡3歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父キズナ)は、CWコースでラムジェット(3歳オープン)を3~4馬身ほど追走した。直線で追われると機敏な動きでダートG1勝ち馬を交わし、1馬身先着した。時計は6ハロン81秒6―11秒2だった。追い切り後はすぐに飼い葉を食べ始めるほど、まだまだ余力があった。中尾助手は「ここまでは順調すぎるくらいです。今朝も速い時計が出たのにケロッとしている。心肺機能がいいんでしょう」と笑顔を浮かべた。 デビュー戦の未勝利戦を好タイムで快勝。2戦目となった前走の京都新聞杯では道中で物見をしながらも2着に入り、能力の高さを示しただけに、この秋にかける期待は大きい。「体も増えて、調教がしやすいですね。普段も落ち着きが出てきました。成長が遅めの馬で、まだまだこれからですけど頑張ってほしい」と同助手。トライアルを勝って菊の主役になれるか注目だ。
報知新聞社