民進・大塚代表が定例会見4月5日(全文1)安倍政権の体質「隠蔽、圧力、乱用」
民進党の大塚耕平代表が5日午後3時半から定例会見を行った。 同党は、元民進党議員らを中心に新党を結成する方針について両院議員総会での了承後、立憲民主党や希望の党などに参加を呼びかけている。 ※【**00:32:45】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】民進党の大塚代表が定例会見 新党結成の道筋は」に対応しております。
大塚代表の冒頭発言
司会:それでは大塚代表の定例記者会見を始めさせていただきたいと思いますので、皆さんご準備お願いいたします。 大塚:はい、いいですよ。 司会:それでは代表、よろしくお願いします。 大塚:森友事件に絡んで、きのうNHKの報道等がありました。そして自衛隊のイラク派遣の日報問題も明らかになりました。もうここまで来ると嘘つき内閣と言わざるを得ないというふうに思います。財務省絡みの森友事件、防衛省の日報問題、厚労省においては年金機構の問題や東京労働局長の発言の問題もあります。文科省は前川前事務次官の講演に対する圧力、もろもろを考えると、かつてであれば、もうとっくに内閣総辞職に値する状況だと思います。今日、私も財政金融委員会で麻生財務大臣ではなく、麻生副総理に対してこれだけもろもろの不祥事が重なっている中で、内閣の綱紀粛正、そして総理にある意味、忠信諫言する意味も込めて、副総理として辞職をするおつもりはないのかというふうに伺いましたが、現時点では考えていないとこういうご答弁でした。 さらには外交においてもご承知のとおり、この極東情勢の中で日本が蚊帳の外に置かれている状況が、徐々に明らかになってきています。外交をいわば得意としているかのごとくの安倍総理でありましたが、外交下手であるということも白日の下にさらされ始めている。こういう状況であるにも関わらず、どうやら懸案の働き方改革の法案も、また例の高度プロフェッショナル制度を入れて、8本束ねて提出をする方向で調整が最終局面を迎えているというふうに聞いています。 隠蔽、圧力、権力乱用、この3つが安倍政権の特徴だということが明々白々になってきました。どの角度から見ても民主主義の危機というふうに言って過言ではないと思いますので、われわれは安倍政権と厳しく対峙をしていきたいというふうに思います。また行かねばならないというふうに思っております。 そういう中で、ご承知のとおり、民進党としては中道的な新しい党、新しい民主党をつくるという方針を決定をいたしました。皆さんにはすでに談話でご報告を申し上げているとおり、4月1日に立憲民主党枝野代表と、希望の党玉木代表にまずはわれわれがそういう方針であるということを電話でご報告を申し上げ、その後4月3日に両党の幹事長に対して、増子幹事長から書面で新党への結集、民主主義を守るために安倍政権と対峙するべく、結集をしていただけないかという要請をさせていただきました。 立憲民主党からは、福山幹事長から増子幹事長に対して、それは難しいというようなご回答をいただきました。もちろん私宛に書面でも回答をいただきました。そういう中で、希望の党は今、ご承知のような状況でありますので、私どもとしては玉木代表ほか、新党に結集してもいいという皆さんがもしいらっしゃれば、その動きに呼応していきたいと思います。完全無所属の皆さんにも声を掛けていくつもりでございます。冒頭、私からは以上です。 司会:はい、それでは質疑に入りたいと思います。質疑のある方は【*****00:05:47】。どうぞ。