茨城・龍ケ崎市 アクアスロン、8月開催 県内初、小学生向け
茨城県龍ケ崎市は水泳とランニングを組み合わせた「アクアスロン」の小学生向け大会を8月7日に開催する。県内では初めてという。4日からインターネットサイトで参加を受け付ける。 アクアスロンは、水泳、自転車ロードレース、ランニングの3種目で競う「トライアスロン」から自転車を省いた。高価な競技用自転車を必要としないため、市では参加しやすくなると判断。水泳ができる時季を考慮して日程を決めた。 市によると、対象は小学1~6年で定員は各学年20人ずつ。居住地は問わない。参加費は2千円。ニューライフアリーナ龍ケ崎(たつのこアリーナ)の屋外プール(1周69メートル)で泳いだ後、龍ケ岡公園内の特設コース(1周1キロメートル)を走る。距離は学年に応じて変え、それぞれ最長で3周207メートル、1周1キロメートルとする。 日本トライアスロン界をリードしたオリンピアンで流通経済大(同市)の田山寛豪准教授(大洗町出身)が大会を監修し、当日も注意点の事前レクチャーを行う予定という。 競技開始は午前8時。順次スタートして同11時までには終了予定。暑さを考慮してセレモニーを簡素化したり、給水所・救護所を設けたりして対策を取るとしている。荒天や酷暑の場合は中止する。 6月29日の記者会見で萩原勇市長は「子どもたちが、世界レベルを知る田山さんとの交流を通じ、アクアスロンの楽しさを知ってもらい、トライアスロンにも興味を持つきっかけになれば」と期待を込めた。 申し込みは24日まで。イベント支援サイト「イー・モシコム」で受け付ける。問い合わせは市スポーツ都市推進課(電)0297(64)1111。
茨城新聞社