GK金祐翔の活躍で大阪朝鮮がPK戦の末に関西大倉を下し4回戦へ
9月20日、第99回全国高校サッカー選手権大阪予選1次予選3回戦がJ-GREEN堺で行われ、大阪朝鮮高級学校と関西大倉が対戦し、前後半で決着がつかずPK戦まで持ち込まれ1番GK金祐翔の活躍で大阪朝鮮が勝利した。 【フォトギャラリー】大阪朝鮮高級学校 vs 関西大倉 立ち上がりから両者共プレスを掛け合い、激しい球際で自由を許さない。前半9分、攻勢に出る大阪朝鮮は味方からのパスを9番金勇樹が右足でシュートを放つが関西大倉 GK脇田真祐にこれを止められる。大阪朝鮮は最後のところで精度を欠き決定機を作り出せない。一方、関西大倉はスピードのある8番MF倉内駿介や10番MF吉岡滉生を中心に堅守から速攻を狙うも、決定機には至らず。互いに良さを消し合う展開のまま、スコアレスで試合は後半戦へ。 後半は疲れが見えて来た大阪朝鮮に対し関西大倉がボールを奪う回数が増え互角の展開に。共に攻撃の形を作れないままスコアレスで試合はPK戦へ突入。PK戦では1人目のシュートを大阪朝鮮GK金祐翔が左にジャンプしセーブ。その後4人目まで全員が冷静にゴールを決めた大阪朝鮮は5人目2番李勇志が右サイドにしっかり決め5-3で大阪朝鮮が勝利した。 大阪朝鮮の康敏植監督は次戦に向けて「今年は頑張る選手が多いので暑さに負けず80分しっかり走り切って勝ちに拘りたい」と話した。勝利した大阪朝鮮は2次予選に進出し4回戦で金岡と対戦する。