【RIZIN】山本美憂が悔しい1-2の判定負け、大島沙緒里が接戦を制す
RIZIN FIGHTING FEDERATION 『RIZIN.36』 2022年7月2日(土)沖縄アリーナ ▼セミファイナル(第12試合) RIZIN MMAルール(49.0kg):5分3R ●山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22) 判定1-2 ○大島沙緒里(AACC) 【フォト】山本美憂のパンチ、大島はハイキックをヒット!その激闘と前日計量 山本は世界選手権優勝などレスリングで輝かしい実績を残し、MMAではRENA、長野美香、浅倉カンナら強豪選手と戦ってきた。20年大晦日には浜崎朱加と女子スーパーアトム級のベルトを懸け対戦したが一本負け。21年11月にはRENAとの再戦でTKO負けを喫している。今回は19年大晦日以来の勝ち星を目指す。 柔道出身の大島は20年にデビュー後、極めの強さを武器にDEEP女子ミクロ級(44.0kg)、DEEP JEWELS女子アトム級(47.6kg)の2冠を達成。昨年10月にはRIZINに参戦し浅倉カンナに判定勝利。今年3月、49kg戦で階級上のストロー級(52.2kg)ファイターHIMEに判定負けしたが、続く5月には JEWELSアトム級王座の防衛戦で須田萌里に一本勝ち。2児の母でもある。 1R、大島は柔道の足技でテイクダウンを狙うが、山本が体の強さを見せ上になる。パウンドを入れる山本だが、大島がスイープで返して上となる。山本が逃げてきても大島は対応してマウントポジションに。山本は動いてここから逃れて大島を下にして初回を終える。 2Rは両者打撃戦。ミドル、ローの大島に対し山本は左ストレートを当てる。大島のミドルをキャッチして倒しても、山本は警戒してグラウンドは追っていかない。大島が再度足技でテイクダウンを狙っても山本が再び上を取る。2Rも山本がパウンドを入れて終える。 3Rも山本はストレートを伸ばし、大島が蹴りを取られて倒れても、やはり寝技には付き合わない。蹴りの大島に対し、山本はパンチで応戦。大島のバックブローをかわして山本はグラウンドに持ち込み、3Rも細かなパウンドを入れて終了を迎える。 判定は2-1で割れたが大島。接戦を制した大島は自身がMMAに進むきっかけとなった同門・本野美樹のRIZIN参戦をアピール。「本野と一緒にRIZINに出て活躍することが今の私の目標です。私自身も頑張るので、みなさん応援お願いします」とマイクを締めた。 イーファイト格闘技編集部