中央社フォーカス台湾

（台北中央社）中央感染症指揮センターは3日、新型コロナウイルスの新たな感染者が4人見つかったと発表した。感染が分かったのは海外から帰国した台湾人3人と、留学のため訪台したフィリピン人1人で、同センターは海外から持ち込まれた輸入症例だとしている。 帰国者はそれぞれ、フランス、英国、ドイツに留学していた台湾人で、3人とも1日に台湾に到着。フランスと英国からの帰国者は入国時に症状を訴え、検査を受けて感染が発覚し、ドイツからの帰国者は在宅検疫（外出禁止）期間中に症状が出たため、検査に回された。 フィリピン人の感染者は、先月20日に台湾入り。入国時、搭乗前3日以内の陰性証明を提出していたが、14日間の在宅検疫期間が満了する前の2日に検査を受けたところ、陽性と判定された。症状はないという。 台湾内で確認された感染者は累計567人。 （編集：楊千慧）