楽天・村林は今季途中に遊撃の定位置を掴み、98試合に出場

楽天・村林一輝【写真：矢口亨】

　楽天・村林一輝内野手が高卒8年目でブレーク。今季途中から遊撃のポジションを掴み、98試合で打率.256（301打数77安打）とキャリアハイの成績を残した。持ち前の守備力にも磨きがかかり、ファンから「唯一源田に対抗できる名手」「通年で出られたらGG賞筆頭」「まじでホント救世主」と期待の声が上がっている。 【実際の映像】「唯一源田に対抗できる」　8年目でついに覚醒…楽天・村林の美技 　村林は昨季までの7年間で通算17安打。守備固めでの出場が多かったが今季は一変した。課題の打撃が向上。6月下旬からスタメンを勝ち取った。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般での貢献を示す「UZR」は遊撃でリーグ2位の7.7。6年連続でゴールデングラブ賞に輝いた西武・源田壮亮内野手の8.6に迫る数字を記録した。 「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeで楽天の「プロスペクト」に選出し、美技映像を投稿すると、ファンは続々反応。「来年は通年出て一本立ちに期待してる」「まじで上手いけど」「肩めちゃめちゃ強いな」「侍のショートも見えてくる」「流れるような動き」「球団19年の歴史の中で1番上手いショートだ」と称賛コメントが並んだ。