Ｗ主演を務める福本莉子㊧と八木勇征

　女優福本莉子（24）とダンス＆ボーカルグループ「FANTASTICS」の八木勇征（27）が、映画「隣のステラ」（松本花奈監督、2025年夏公開）でW主演を務め初共演することが11日、分かった。人気漫画の実写映画化で、いま最も旬な若手2人が超王道ラブストーリーに挑む。

原作の「隣のステラ」

　原作は漫画雑誌「別冊フレンド」（講談社）で連載中の餡蜜さんの人気作で、13日発売の7巻目で累計部数90万部を記録。今をときめく若手俳優兼モデルの柊木昴（八木）と、昴の幼なじみの女子高生・天野千明（福本）が、〝芸能人と一般人〟というもどかしい関係となった中で描かれるピュアで真っすぐな恋物語。映画やドラマに出演が絶えない若手実力派の福本と、国宝級イケメンランキングで殿堂入りした八木、さらに松本監督ら20代の製作チームがストーリーを紡いでいく。撮影は25年1～2月の予定。 　福本は公開中の映画「室井慎次 敗れざる者」「室井慎次 生き続ける者」、ドラマでは現在放送中のフジテレビ系「全領域異常解決室」に出演。来年も劇場版「トリリオンゲーム」（2月14日公開）、主演映画「お嬢と番犬くん」（3月14日公開）の封切りが予定されている。

原作者の餡蜜さんの書き下ろしイラストと手書きコメント

　ごく普通の高校2年生で、昴の幼なじみ兼お世話係という千明を演じる福本。「千明は明るくてしっかり者な女の子ですが、昴の前だと素直になれなくて意地を張っちゃうところがとてもかわいらしい」とキャラクターを紹介する。「八木さん演じる昴との掛け合いもとても楽しみです。近くて遠い2人の恋の行方を楽しみに待っていてください」と呼びかけた。 　八木はFANTASTICSのボーカルとして活動する傍ら、21年から本格的に俳優活動をスタートさせた。今年は「矢野くんの普通の日々」で映画単独初主演、テレビ朝日系ドラマ「南くんが恋人!?」に出演するなど存在感を見せている。「ViVi国宝級イケメンランキング」で、23年下半期と24年上半期でNOW部門1位となり、連覇達成で殿堂入り。躍進著しい若手だ。 　八木が演じるのは、千明と同じ高校2年生ながらスターへの道を走る昴だ。原作を読んでいたと言い「原作ファンの皆さまにも楽しんでいただけるよう、不器用なところも人間味があって愛らしい昴に真摯（しんし）に向き合いたいと思います」と意気込んでいる。