メタ、AIデータセンター建設に100億ドル投資へ ルイジアナ州で
[4日 ロイター] - フェイスブックの親会社で米IT大手のメタ・プラットフォームズは4日、ルイジアナ州に人工知能(AI)のハイパースケールデータセンターを建設するため100億ドルを投資する計画を発表した。 同社としては世界最大のデータセンターとなり、AI作業を含むデジタルインフラ支援のため膨大な量のデータを処理するという。建設は2030年まで続く見込み。 同社は前日、米国で2030年代前半に発電容量1―4ギガワットの原子力発電設備稼働を目指すと発表し、実現に向けた提案に参加する事業者の募集を表明した。 AIコンピューティングはアマゾンやマイクロソフトなどハイテク大手によるエネルギー需要の大幅増につながり、原子力に新たな関心が集まっている。 ルイジアナ州のメタデータセンターが使用する電力は、同社が電力大手エンタジーと提携して出力する再生可能エネルギーで賄う予定。 エンタジーはルイジアナ州に2カ所の原子力発電所を所有。同州とアーカンソー州、ミシシッピ州、テキサス州の一部に電力を供給している。