【MLB】ヤンキースがリーグ優勝決定シリーズの初戦を制す 3回裏ソト先制弾 ロドンは6回1失点の好投
リーグ優勝決定シリーズ第1戦【ガーディアンズ2-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間10月15日、ヤンキースとガーディアンズが対戦するア・リーグの優勝決定シリーズがスタート。その初戦はフアン・ソトのソロ本塁打で先制し、先発のカルロス・ロドンが6回3安打1失点の好投を披露したヤンキースが5対2で勝利を収めた。ロドンは9つの三振を奪うなど、ガーディアンズ打線を相手に支配的なピッチングを見せ、勝利投手に。ヤンキース4番手のルーク・ウィーバーが5アウトセーブを記録し、ガーディアンズ先発のアレックス・カッブは3回途中5安打3失点で敗戦投手となった。 【動画】ヤンキースのフアン・ソトが先制のソロ本塁打を放つ ホームの大声援を受けたヤンキースは、初回無死1・2塁と2回裏二死1・3塁の先制機を生かせなかったものの、3回裏先頭のフアン・ソトが右中間へのソロ本塁打を放ち、1点を先制。さらに3つの四球で二死満塁としてガーディアンズ先発のカッブを降板に追い込み、2番手のジョーイ・キャンティロの2つの暴投で2点を追加して3対0とリードを広げた。 4回裏には先頭のグレイバー・トーレスが四球を選んで出塁し、キャンティロの2つの暴投で無死3塁のチャンスに。ここでソトが四球を選び、キャンティロをマウンドから引きずり下ろした。3番手のペドロ・アビラに対し、アーロン・ジャッジがカウント3-0からセンターへの犠飛を放ち、1点を追加。先発のロドンは5回までに9つの三振を奪うなど、ガーディアンズ打線を寄せつけなかった。 6回表、ロドンは先頭のブライアン・ロキオにソロ本塁打を浴びたものの、後続3人を抑えて6回3安打1失点の好投。7回表からは継投に入り、2番手のクレイ・ホームズが三者凡退に抑えると、7回裏二死からジャンカルロ・スタントンに豪快なソロ本塁打が飛び出し、貴重な追加点をゲットした。 8回表に3番手のティム・ヒルが守備のミスも絡んで一死2・3塁のピンチを招くと、スティーブン・クワンにタイムリーを浴びて3点差に。ここでアーロン・ブーン監督はクローザーのウィーバーを投入することを決断し、ウィーバーは指揮官の期待に応えて5つのアウトを積み重ね、5対2のまま試合を締めくくった。 ポストシーズン史上2番目に多い通算7度目の対戦となった両軍によるシリーズは、ヤンキースがホームで先勝。2009年以来15年ぶりとなるワールドシリーズ進出まであと3勝に迫った。あす行われる第2戦はゲリット・コール(ヤンキース)とタナー・バイビー(ガーディアンズ)の投げ合いが予定されている。