太田誠一・元農相死去、自民党の栗原渉衆議院議員「私にとって親同然で本当に残念だ」…秘書20年務める
衆院議員として当選8回を重ね、行政改革担当相兼総務庁長官や農相を歴任した太田誠一氏が79歳で亡くなったことがわかった6日、太田氏と関係があった福岡県内の政界関係者からは、突然の訃報への驚きのほか、哀悼する声が上がった。 【写真】栗原渉氏
10月の衆院選で初当選した自民党の栗原渉議員は、1990年から約20年にわたり太田氏の秘書を務めた。太田氏は栗原氏の当選を喜び、「とにかく(周りに)感謝しろ」と話していたという。「1週間ほど前に電話で話して、国会議員としてしなければならないことを指導いただいたばかりだった。私にとっては親同然で、本当に残念だ」と声を震わせた。
1986年から2002年まで秘書だった糸島市の月形祐二市長は「残念でならない。あまりにも急な話で、心の整理がつきません」とのコメントを出した。