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レッドブルのホーナー代表「同じ戦略を採るチームがいなかったことに驚いた」/F1第5戦決勝会見

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オートスポーツweb

 今シーズン、初優勝を飾ったレッドブル・ホンダのクリスチャン・ホーナー代表。レッドブルがシルバーストンで優勝するのは、2012年以来のこととなる。イギリス人のホーナーは、8年ぶりの母国での優勝をどのように見ていたのだろうか。 【写真】2020年F1第5戦70周年記念GP 5位に入賞したアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ) 「今回の勝因は、明らかにタイヤ戦略にあったと思う。なぜなら、今回のハードタイヤは、先週のイギリスGPでのミディアムタイヤだからだ。それで我々はハードをスタートタイヤに選択し、それが勝利を引き寄せる結果となった」 「でも驚いたのは、我々と同じ戦略を採るチームがほかにいなかったことだ。そういうこともあって、レースでは先週よりもメルセデスに対して速いペースを披露することができたと思う」  ホーナーはどの段階で、勝利を確信したのだろうか。 「ハードを装着した(マックス)フェルスタッペンがミディアムを履くメルセデス勢に迫り、彼らが先にピットインして新品のハードタイヤを装着しても、依然としてオールドタイヤで走るマックスのほうが速かった。あのとき、『よし、ゲームがスタートした』と確信したよ」  その後、26周目にフェルスタッペンがピットイン。1回目のピットストップでレッドブル・ホンダはフェルスタッペンのタイヤをハードからミディアムに交換した。その狙いはなんだったのか。 「最初はもう一度ハードを履かせるつもりだった。でも状況を見て、戦略を変えた。今日は我々のほうがメルセデスより速かったが、あの状況で怖かったのはセーフティーカーが出ることだった。だから、早めにレース中に2種類のタイヤを使用しなければならないという義務を果たしておくため、あのタイミングでミディアムを投入した。そして、この日のマックスはミディアムでも速かった。それがふたつ目の勝因だ」  1回目のピットストップ前、フェルスタッペンはオーバーカットに成功できるだけのギャップを築き、レッドブル・ホンダ陣営はトップに立つことを確信していた。  ここでもし、フェルスタッペンにハードタイヤを履せた場合、フェルスタッペンはもう1種類のタイヤであるミディアムを履かなければならない。だがミディアムで走る周回数を少なくしたいので、ここでハードを投入するなら、第2スティントは長くとりたい。しかし、そこでもしセーフティーカーが入ると、この計画は功を奏さなくなる。  すでに先頭に立ったレッドブル・ホンダは、メルセデスを追うという攻めの作戦から、いつセーフティーカーが入っても、トップの座をキープできるという守りの戦略に切り替えたのである。  こうしてメルセデス勢に完勝したレッドブル・ホンダは、今後も今日と同じような力強いレースを披露することができるのだろうか。 「まずは今日のレースをしっかりと分析することが大切だ。なぜ、先週のレースでメルセデスに敗れた我々が今日はメルセデスより速かったのかだ。タイヤも違うし、マシンも若干違う。コンディションも違ったし、タイヤの内圧も異なっていた。そのうちの何が我々に味方したのか。それらすべてを検証しなければならない」  一方、チームメートのアレクサンダー・アルボンは9番手からスタートし、5位に終わった。 「アレックス(アルボンの愛称)も今日は本当に強力な走りを披露してくれた。これまでも何度も見事な追い抜きを披露しているが、コプスでアウトサイドからの(キミ・ライコネンへの)オーバーテイクは素晴らしかった」 「我々が予選で彼が自信を持ってアタックできるマシンを用意することができれば、今後のレースではさらに良いリザルトが待っているはずだ」  そして、最後にこう締め括った。 「今回の勝利は、サーキットにいるスタッフはもちろん、ファクトリーやホンダのみんなも含めた総合力によって得ることができた。我々は前進し続けており、今日はそれが正しい方向に進んでいるということを証明してくれた」 「このポテンシャルを活かし続けなければならない。次週のバルセロナでも熱い戦いを披露するつもりだ」 [オートスポーツweb ]

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