電話で噛みつく“カスハラ客” 悪質クレームや人格否定の電話は切ります。首都高は“暗黙のルール”を撤廃
■【ケース(3)】「事故処理作業にクレーム」 ことし8月に故障車の処理で首都高が渋滞していることに対し、クレームをつけてきた利用客にオペレーターは。 (オペレーター)「(事故処理が)何時に終わるというお約束・ご案内はこちらではできかねます」 (カスハラ客)「お前たちは何の役にも立たねえ!」 (オペレーター)「申し訳ありません。今の段階では正確な時間というのは…」 (カスハラ客)「バーカ。大丈夫か。おい」 (オペレーター)「お客さま…」 (カスハラ客)「毎度じゃねえか。本当によう、いつもいつもよう」 (オペレーター)「お客さま、そのように暴言を吐かれるようであれば、こちらから、これ以上のご案内はできかねます。恐れ入りますが、お電話切らせていただきます」 (カスハラ客)「切んなバ…」 言葉の暴力の数々。この「切電マニュアル」の効果について29日、首都高に聞きました。 (首都高 サステナビリティ推進企画課 恩田和典課長) 「今までは暗黙のルールとして、お客さまからの電話は切ってはいけないみたいなことがあったが『カスハラに対しては切ってもいいよ』ということを伝えているので『安心して対応できるようになった』と言っている」
CBCテレビ