【プロレス】安納サオリ、絶対不屈彼女であるために
Sareee戦は女子プロ界に響かせる試合
――OZアカデミー12・30後楽園ではWWE入団が決まっているSareee選手と一騎打ちです。 安納 無謀だっていう人、いると思いますよ。タイトルマッチ(12・31、vs鈴季すず)を前に、いまノリにノッてるSareee選手とのシングルなんて。でも、それが私のしたかった試合。だから尾崎(魔弓)さんに言って、実現した一戦なので。この2連戦で何か残したい。そしたら、何か見えるのかなってちょっと思ってて。あとは自分へのムチかな。 ――自分へのムチにしてはだいぶ強烈ですね(笑) 安納 ねぇ(笑)。他人にもムチ振ってるから、自分にも振ろうかなと。 安納 Sareeeさんとは初シングルなんです。タッグで試合したことや組ませていただいたりはありましたけど。私、Sareeeさんのファンなんですよ。 ――…ファン? 安納 そうそう。いままで言ったことないですけど(笑)。 ――ちなみになぜですか? 安納 まず顔が大好き。 ――確かにカワイイですが…。 安納 カワイイとかそういう次元を超えてて、メチャメチャ好きで。目の前にするときゃってなっちゃう(笑)。 ――そんなことあります?(笑) 安納 けっこうある(笑)。そんなSareeeさんはいまWWEカウントダウンっていう形で1試合1試合を刻まれてるなかで、そのひとつに安納サオリを刻みたいという思いがあって。 ――Sareee選手は1から10まで強烈な選手ですが? 安納 ホントにそう思います。すごいですもんね、ホントにすごい。でも、だからこそ学ばせていただきたいという気持ちがあるし、すごく楽しみ。緊張もあるし、何かここでつかみたいっていう安納サオリの思いもある。 ――あの強烈なエルボーを何発も食らうハメになると思いますが? 安納 私、いい顔するんじゃないですか、フフフ。技を食らったら燃えるタイプなんで。絶対不屈彼女なので、私は。名前を出した以上、弱気な発言をするつもりはないんで。やってやりますよ。 ――Sareee選手からの金星をつかみとりたいところです。 安納 もちろん。でも、勝ちと同じぐらい何か残したいですね、女子プロレスの試合としても。いまね、メチャメチャ見てるんです、Sareee選手と鈴季すずを。動画でも記事でもコラムでも何でもめっちゃ見てる、フフフ。恋してる時並みに見てますよ。私、けっこうオタク気質なのでトコトン調べるんで、。誕生日から好きな食べ物まで全部調べてますから。 ――ちなみに闘ううえで怖さや不安はないですか? 安納 怖さは不思議とないんです。いまの自分の状況で、ノリにノッてるSareeeさんと闘う。怖いのかなと思ったけど、怖さはない。むしろ、楽しみ。たぶん、自分が決めたことだからかなって。 ――自分の意思で決めた試合だから。 安納 そうだと思う。だからこそ勝って、自信につなげて、12月31日もやったぞ!と言いたいので。