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愛媛MP待望の開幕 球場入り前後、感染予防を徹底

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愛媛新聞ONLINE

 愛媛マンダリンパイレーツ(MP)の16年目のシーズンが21日、幕を開けた。新型コロナウイルスの感染拡大で開幕延期を余儀なくされ、ようやくたどり着いた船出の日。選手はプレーできる喜びをかみしめ、ファンはインターネット越しに声援を送った。  年間76試合を戦うシーズンが始まった愛媛MP。無事開幕を迎えることができたとはいえ、新型コロナウイルスの脅威が去ったわけではなく、チーム関係者は感染予防に神経をとがらせる。  四国アイランドリーグplusは開幕にあたり、対応ガイドラインを作成。日々の体調管理や、選手本人、チーム関係者とその家族らに感染疑い例が出た場合の対処方法などを示した。  愛媛MPでは、球場へ向かう前に選手らに検温を行い、発熱者は待機とする。事前のPCR検査は行わないが、田室和紀球団統括マネジャーは「リーグの感染症アドバイザーから検温の徹底で十分対応できると助言を得ている」と話す。  球場でもグラウンドやダッグアウトを除くエリアではマスクを着用。試合中もハイタッチや握手、唾を吐くこと、飲料の回し飲みなど接触行為は禁止した。  チーム内で感染が確認された場合は活動が自粛となり、試合の消化にも影響が出る。田室マネジャーは「NPB(日本野球機構)入りを目指す選手にとって、試合数は重い意味を持つ。できる限りの対応をしたい」。中西雄大副主将も「感染すれば自分だけでなくチームにも迷惑がかかる。シーズン前とやることは変わらないが、十分に気をつけたい」と話した。 【選手感謝、躍動誓う ネット中継ファン声援】  「ことしは特別なシーズン。野球ができること、開幕を迎えられたことに感謝したい」と、真山勝範主将はチームメートの思いを代弁。感染拡大を防ぐため、チームは4月中旬から3週間以上、全体練習を休止するなど先の見えない時期もあったが「声を掛け合い、モチベーションを維持してきた。積み上げてきたものを見せたい」と躍動を誓った。  河原純一監督は「選手の気持ちをつなぎ留めておくことに努力した。開幕はすごくうれしいし、選手もうずうずしていたと思う」と表情を緩ませ、球場で声援を聞く日が来ることを願った。  私設応援団「愛勇会」メンバーの男性(50)=松山市=はインターネット中継で試合観戦。無料通信アプリを通し、仲間と盛り上がったという。「今はできる形で応援し、球場に行ける日を待ちたい」と話した。

愛媛新聞社

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