【貯金したい】夫へ「お小遣い制」導入の持ちかけ方 メリットとルールを決める重要性
「夫がお金を使い過ぎて困る」 「お金に無頓着」 このような悩みがあるときは、お小遣い制の導入をおすすめします。 低所得でも貯蓄ができている家庭では、お小遣い制である家庭が多く、節約や貯蓄またはマイホームの購入など大きな目標があるならば、お小遣い制にしてやりくりをすることは、とても有効な手段です。 ここでは導入するにあたってのルール決めのコツや、注意する点などをお話しします。
夫婦でお小遣いを持つメリット
お小遣いを持つメリットは、「自由に使えるお金を持っている」というところです。 お小遣いの範囲内で自分に必要な物を買ってくれれば、その分節約ができるというメリットも大きいです。 夫もしくは妻がお金に無頓着な場合は、お小遣いの範囲でお金を使ってもらった方が、結果的に節約になることがあります。 ■お小遣い制を導入したい理由を伝える 今までお小遣い制ではなかった人に導入の話を持ち込むと、嫌がられる可能性が高いです。 そのため、 「この時期までに〇〇円貯金がしたい」 「マイホームの購入資金のため」 など、理由を伝えると導入がしやすくなります。
お小遣い制に大切なルール決め
お小遣い制にするにあたり大切なことは、ルールを決めておくことです。 初めに漠然とお小遣いの金額を決めたり、お小遣いから出す内容を話さずにいたりすると、後からトラブルの原因になることがあります。 そのため、始める時は以下の内容を話し合っておくことをおすすめします。 ■どの内容をお小遣いとするか お小遣い制にするにしても、どの範囲をお小遣いで出費するようにしたらいいのでしょうか。 この感覚は夫婦であっても違いがあります。 そのため、どの範囲までお小遣いから出すのかを話し合っておきましょう。 また、内容を簡単に決めておくと、金額が決めやすくなります。 まず、お小遣いから出す内容としては、昼食代・タバコなどのし好品・趣味についての出費(コミックスの購入やパチンコ代など)は定番です。 「コンビニエンスストアで買えるような商品や金額の物」をイメージすると、考えやすいでしょう。 しかし、次の内容については、お小遣いから出す内容とするのかを話し合っておきましょう。 【例】 ・ 飲み会の費用 ・ 洋服 ・ 化粧品など これらについては、お小遣いから出すか、別にするかは家庭によって違う場合が多いです。 例えば、仕事で外食や飲み会が多い人は、それらの費用も含めた金額が必要になります。 しかし、3か月に1回くらいの割合でしか飲み会がない人は、お小遣いとは別にして、飲み会の費用を家計から出すという家庭もあります。 洋服や化粧品の購入は、オシャレに関心のない男性から見ると「趣味」と捉える人もいます。 このように、お小遣いで支払う範囲は人によって微妙な違いがあるため、ある程度の内容は決めておくことをおすすめします。