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2022年卒の学生にもじわり影響「就活」の現実

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東洋経済オンライン

新型コロナウイルスによる影響が今年の就職活動を直撃している。就活生はもちろんのこと、企業側も、動画配信で企業情報を伝えたり、選考過程をオンライン対応に切り替えたりするなど対応に追われている。武蔵野学院大学客員教授で12年にわたり就職率100%を誇る伝説のゼミを持ち、学生の就活を指導してきた吉井伯榮氏は、早くも来年の就活に及ぼす影響について警鐘を鳴らす。アフターコロナの就職活動はどのような変化が予測されるのか。吉井伯榮氏に聞いた。 【データビジュアル】新型コロナウイルス 国内の感染状況

■就活が後ろ倒しに  例年4月1日に行われる入社式をもって、多くの若者たちの社会人生活が始まる。だが、今年は新型コロナウイルスの影響で多くの企業が式典を中止しただけでなく、新社会人の研修、配属に遅れが出てきている。 無事に入社を迎えた彼らでさえ、大きな影響を受けているのだから、現役の就活生の影響は言うまでもない。2021年卒の新卒採用はこれまでの概念が通じない新しい形態(参考:「『zoom面接』で優秀な人材を見抜く4のポイント」)を余儀なくされている。

 企業側は、採用人数の見直しや採用活動開始時期の調整をしなければならず、計画そのものの見直しを図っています。現に、3月から始めるはずだった説明会が相次いで延期・中止になりました。  ディスコが採用する側に向けておこなった調査では、採用活動終了予定時期の変化について、全体の52%の企業が遅れる見込みと回答(「【緊急企業調査】新型コロナウイルス感染拡大による採用活動への影響」2020年4月発行)。今年の就活は、例年以上の長期にわたる採用スケジュールが予想されます。

 人事担当者たちは強い危機感を感じており、「一時は緊急事態宣言が解除されたとしても、感染者が増えたらまた制限は厳しくなるのは必然。年単位でこの状況が続きそうななかで採用活動が続けられるのか不安だ」「すでに2021年卒の採用を取りやめたところもある。自社も採用人数を減らす可能性が高い」という声も届いています。  さらには、この採用活動にもたらす影響は年内にとどまらず、むしろ2022年卒以降の就活生にとって大きな影響が出てくると思われます。

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