陸自トップも反戦デモ例示 外部講演、副大臣が陳謝
陸上自衛隊が2020年2月の記者向け勉強会の資料で、反戦デモを警戒対象として例示した対応に関連し、当時の陸自トップだった湯浅悟郎前陸上幕僚長が外部で講演した際の資料でも同様の記述があったことが分かった。鬼木誠防衛副大臣が13日の衆院外務委員会で明らかにした上で「誤解を招く表現で、不適切だった」と陳謝した。 鬼木氏によると、湯浅氏は記者勉強会より前の19年10月と20年1月の講演資料で、武力攻撃に至らない手段で自らの主張を相手に強要する「グレーゾーン」事態の例として反戦デモを記載していた。共産党の穀田恵二氏への答弁。