「あの約束、覚えてる?」 『ワンピース』最終回までに絶対再会してほしい「印象深い人物」たち
尾田栄一郎氏が描く、大人気冒険マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』。25年以上にも及ぶ長期連載のなかで数多くの個性豊かなキャラクターが登場し、物語を彩ってきた。作品の公式サイト「ONE PIECE.com」に掲載されているだけでも、900以上のキャラクターが存在している。 【画像】小芝風花のビビ、えなこのしらほし「キュートすぎる」奇跡のショット そのなかには重要エピソードのキーパーソンとして登場し、ルフィたち「麦わらの一味」と絆を深めたのちに、再会を約束して別れた印象深いキャラクターもいる。 たとえば、アルビダ海賊団の雑用係として働かされていたコビーは、ルフィとの出会いをきっかけに海軍入隊の夢に向かってまい進。のちに海軍将校を目指して奮闘する凛々しい青年となって再会を果たした。 そんな彼と同じように、ルフィたちと再会して欲しいキャラクターはほかにもいる。
■再会を約束し、別の道を進んだ「アラバスタの王女様」
アラバスタ編のヒロインとして多くの読者から愛され続けている「ネフェルタリ・ビビ」は、偉大なる航路(グランドライン)前半に描かれたアラバスタ王国の王女。 当時、一国の王女でありながら、クロコダイルが設立した犯罪組織「バロックワークス」に潜入。国を救うために身を削って動いていた。その流れで、麦わらの一味と一緒に行動し、国を取り戻す戦いに参加している。 作中随一の名場面となった別れのシーンで、ビビは「いつかまた会えたら」「もう一度 仲間と呼んでくれますか」というセリフを残した。ビビはルフィたちと同行せず、王女として国を立て直すために船を降りたが、麦わらの一味にとってビビは大切な仲間という位置づけなのは間違いない。 そんなビビは、あれから2年後の世界会議(レヴェリー)編で、作中に再登場。美しさと聡明さ、そして王の風格がにじむ存在感を示していた。時にはルフィたちに想いを馳せながら世界政府にも立ち向かおうとする気概を持った、頼もしい王女に成長している。 そんなビビの血筋であるネフェルタリ家は、“Dの一族”であることが判明。さらに世界を支配するイムが「ビビが欲しい」と告げるなど、物語終盤でビビが重要キャラとして再浮上するのは間違いなさそうだ。 かつての再会の約束を果たしたとき、ルフィたちがどのような反応を見せ、どんな行動に出るのか楽しみでならない。