『銀河英雄伝説Die Neue These』はこの先が面白い! 続編で注目したい「5つ」のキーワード
「キルヒアイス再登場」の可能性もある?
2020年4月から9月までEテレで放送されたアニメ『銀河英雄伝説Die Neue These』(以下、『ノイエ銀英伝』。第1話~第12話は再放送。第13話~第24話はテレビ初放送)。第24話の放送直後に、Twitter公式アカウントで「続編決定超特報PV」が解禁され、多くの『銀英伝』ファンが喜び、安堵しました。 【動画】「続編」を読み解くキーワードが飛び交う!『ノイエ銀英伝』特報 というのも、第24話までで描かれたのは、田中芳樹氏による原作小説(本伝)の全10巻のうち、第2巻までの内容。原作全体の2割ほどの物語しか、まだ描かれていないのです。 しかも、原作や、1988年~2000年に制作された最初のアニメ(石黒昇監督版『銀河英雄伝説』)で物語の全貌を知っているファンの中には、「『銀英伝』はこの先が面白い」と思っている人も多いはず。1974年生まれの筆者もその一人です。 そこで、「続編決定超特報PV」で提示された5つのキーワードを元に、『ノイエ銀英伝』の続編の見どころをネタバレにならなそうな範囲で紹介していきます。 【キーワード1:ユリアン、初陣】 養父であるヤン・ウェンリー(CV:鈴村健一)がイゼルローン要塞の要塞司令官に着任した際、兵長待遇の軍属(軍人ではないが軍隊に所属する人の総称)として同行したユリアン・ミンツ(CV:梶裕貴)。まだ正式な軍人ではありませんが、その能力は歴戦の戦士ワルター・フォン・シェーンコップ(CV:三木眞一郎)の折り紙付きで、ヤンに銃口を向けたバグダッシュ(CV:牛山 茂)に対して鬼の形相で銃を構え、海千山千のくせ者に冷や汗をかかせるなど、胆力も十分です。 初陣に臨んだユリアンは戦場で何を感じ、どのような活躍を見せるのか? ちなみに、「続編決定超特報PV」で画面に流れる文字(セリフの抜粋)のなかには、ユリアンがどのような形で戦場に出るのかに関するヒントも。 【キーワード2:双璧の過去】 「双璧」とは、どちらも優れていて優劣をつけられないふたつのものや人物のことを指しますが、『銀英伝』における「双璧」と言えば、銀河帝国軍のウォルフガング・ミッターマイヤー(CV:小野大輔)と、オスカー・フォン・ロイエンタール(CV:中村悠一)です。 PVでは「双璧」のセリフとともに、ラインハルト・フォン・ローエングラム(CV:宮野真守)とジークフリード・キルヒアイス(CV:梅原裕一郎)のセリフも抜粋。「双璧の過去」には、このふたりも絡んでいることが示唆されています。過去エピソードであれば、キルヒアイス再登場の可能性もあるかも?