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科学的根拠はある? 脂肪が減少すると話題のレモン入りコーヒーに迫る!

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ハーパーズ バザー・オンライン

1日のスタートには淹れたてのコーヒーが欠かせない人がいる一方で、グラス1杯の爽やかなレモンウォーターで目覚める人もいる。そして今、その2つを一緒にしたドリンクが、脂肪を溶かし、肌を保護する効果があると話題になっている。 【写真】絶対に従ってはいけない、根拠のない健康アドバイス35 コーヒーもレモンも、それぞれ健康上のメリットがあることは研究されているが、この2つを合わせることによるメリットには疑問が残る。そこで、栄養士でシニアパーソナルトレーナーのルーク・ハンナと話をして、モーニングコーヒーにレモンを絞ることは科学的根拠はあるのか探ってみた。

コーヒーとレモンの成分

多くの人にとって、コーヒーは毎日の必需品だ。英国コーヒー協会によると、毎朝飲まれるコーヒーは20億杯で、世界一人気のある飲み物になっている。 コーヒー豆を焙煎して作るコーヒーには、記憶や集中力、エネルギー値といった脳のさまざまな機能の向上に関与する刺激物、カフェインが含まれている。 一方、レモンは世界でもっとも生産量の多い柑橘フルーツ。その薬効成分は何世紀にもわたって用いられ、繊維質も豊富だ。 コーヒーもレモンも、過剰なフリーラジカルの弊害から体を守る抗酸化物質を多く含むことで知られる。その2つを合わせる場合、240mlのコーヒーにレモン1個分の果汁を入れるのがいいと推奨されている。 「カップ1杯のコーヒーにはB12、B5、マンガン、ポタジウム、マグネシウム、ナイアシンなどのビタミンやミネラル類が含まれています」と、ハンナ。「コーヒーにはパワフルな抗酸化物質が豊富で、果物や野菜を合わせるよりコーヒーのほうが抗酸化物質を多く摂取できることを発見した研究もあります」 「他の果物と同じくレモンは植物化学物質の供給源で、特にビタミンCが豊富です」と、彼は続ける。

レモン入りコーヒーは脂肪減少を助ける?

判定:× まったく根拠がないわけではない。カフェインは代謝率アップを助けるという研究があり、これは安静時にエネルギーがより燃焼されることにつながる。また、神経系を刺激し、脂肪を分解するよう脂肪細胞に直接シグナルを送る。 とはいえ、1日に摂取したカロリーを上回るカロリーを燃焼するなど、カロリー不足にならない限り、脂肪ロスに何らかの効果があるというものではない。 だが、「コーヒーを飲むと食欲を抑える効果があると多くの人が報告しているので、カロリー摂取は減るかもしれません」と、ハンナ。 では、レモンは? ほとんどの果物がそうであるように、一般的にはヘルシー。だが、「脂肪ロスとなると科学的に証明されたメリットは特にありません」という。 要するに、コーヒーとレモンを合わせると余分な脂肪が落とせるというメリットには何の証拠もないということだ。

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