マイナビ仙台が3試合ぶり勝利 今年のホーム&ユアスタ改修前ラストゲーム…1ゴール1アシスト石坂咲樹「絶対に勝ちたかったので」
◆女子サッカー◇SOMPO・WEリーグ第10節 マイナビ仙台2-1ノジマ相模原(23日・ユアスタ) マイナビ仙台はノジマ相模原に2―1で勝利し、今年最後のホーム戦を白星で飾った。3戦ぶりの勝利に須永純監督(49)は「この場所で勝利して、笑顔で皆さんに帰ってもらおうと試合前から話していた。勝利という形を見せられて良かった」と振り返った。 クラシエ杯で2度対戦し、どちらも0―1で敗れていた相手。反省を生かし、前から来るプレスへ対応して中盤にスペースをつくって好機を広げた。後半13分、左サイドからMF石坂咲樹(21)がドリブルで切り込んでマイナスに送り込んだクロスをFW大西若菜(22)が冷静に流し込んで先制。同17分には石坂が「いい所にボールが来た」と今度は自ら左足で決め、2―0と引き離した。同37分にはCKから失点したが、シュート18本を浴びる猛攻を最少失点でしのいで勝利。1ゴール1アシストの石坂は「絶対に勝ちたかったので本当にうれしい」と笑顔だった。 ユアテックスタジアム仙台は今年12月中旬から25年6月末の予定で芝生張り替え工事を行うため、来季まで使用できなくなる。しばしの別れとなるユアスタで勝利を届けて勢いに乗り、石坂は「次も目の前の試合に勝つため、もっといいプレーを出せるように頑張りたい」と意気込んだ。 (秋元 萌佳)
報知新聞社