フォロワー120万人超・あおぱんだ、しっぺいと共演 磐田市が短編アニメ公開
動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で120万人超のフォロワー数を誇る磐田市生まれのキャラクター「あおぱんだ」と同市のイメージキャラ「しっぺい」の共演が実現した。コミカルな短編アニメで、子どもに"お片付け"を促す。 短編アニメは「お片付けゲーム」と題し、あおぱんだを手がける磐田市のainy(アイニー)合同会社が提案、制作した。市は公式ユーチューブで公開したほか、市の子育て支援施設「ひと・ほんの庭にこっと」で放映を開始した。 2分ほどの動画で、あおぱんだが部屋に散らかった本やしっぺいのぬいぐるみなどを急いで片付ける姿を表現。子どもが動画を見ながら、ゲーム感覚で片付けに取り組めるよう時間のカウントダウンを表示した。
あおぱんだはパンダの姿をした言葉の妖精で、おとぼけ者の「あーちゃん」と小さくてしっかり者の「おーちゃん」の2人組。同社の鈴木到高代表(41)の妻で、フリーアニメーターのAo Umino(アオ・ウミノ)さんが約10年前に制作した。LINE(ライン)スタンプの販売やティックトックへの動画投稿などを通じて国内外にファンを増やした。 15日には市役所でアニメのお披露目式が行われ、同社の鈴木代表とあおぱんだが作品を紹介した。アオ・ウミノさんは子育て経験を踏まえ「『お片づけも遊びの一つにしてしまおう』と思ったのがきっかけ。気づいたら部屋中オモチャだらけになるなど、終わりの見えない攻防にへきえきしているパパ・ママも多いかと思う。小さなお子さまがいらっしゃるみなさま、ぜひ試してほしい」とコメントを寄せた。 PRのため23日午前11時45分から午後0時半まで、あおぱんだが「ひと・ほんの庭にこっと」に来館する。