大阪・松井知事が定例会見1月24日(全文1)万博担当相は経産相の兼務が一番スムーズ
万博担当大臣自体は必要か?
記者1:万博の担当大臣についてなんですが、担当大臣を置くこと自体は必要だとはお考えなんですか。 松井:いや、今でも世耕さんが万博担当大臣ですから。経産大臣兼務で。だからもう今でもそうなっているわけでしょ。 記者1:専任大臣にすることで、弊害というのはどのようなことが考えられると。 松井:いや、それは万博担当大臣だけで万博やれるものじゃないんでね。やっぱりこれまで新しい技術をそこで生み出していくんだから、これはやっぱりどちらかというと経産省が中心になって仕事する部分が出てくると思うんでね。だから、専任大臣を逆になぜ置かなければならないのかがよく分かりません。万博に限っての大臣ね。 記者1:【***00:12:09】オリンピックは担当大臣がいるので、万博も万博の担当大臣なのかなと思ったりはするのですが。 松井:またオリンピックとはちょっと違うのかなと思いますけどね。要は、われわれが目指していくのは、日本で持続可能な未来社会に向けたものとサービスを生み出すので。ものとサービスを日本で生み出すことを支えている役所というのは、経産省だと思うのでね。やっぱりそこは分ける必要はあるのかなとは思いますね。 司会:それでは次のご質問を。
毎日新聞:毎日新聞です。先ほどの大阪市の家宅捜索の家宅捜索の観点で、これから万博が今実現しまして、IRの誘致進んでいますが、いろんな企業がビジネスチャンスを求めて公共事業なんかも増えてくると思うんですが、そういうイベントに水を差さないためにも、公共事業等への、業者の、職員の癒着みたいなものを防ぐための知事考え方をちょっとお聞かせ願いたいのですけれども。 松井:それはもうルール定めていますから。定めているルールにたぶん違反しているんですよ、個人が。これはもう職員としての倫理観をきちっと形成させるっていうか、もうそういうことに尽きるんじゃないですか。でも、職員という上でも人なんで、やっぱり人間、全ての人が聖人君子かっていわれれば違うんでね。だからやっぱりルールは作っているけど、やっぱりちょっと公務員としての倫理観、これをしっかり守るように研修するということしかないのかなと思います。 これはどこの分野でも一緒ですよ。どの会社でも。メディアの皆さんの企業でも。それはいろんな犯罪を起こしてしまう人いるじゃない。だから普通、社会正義を追求するというのもメディアの皆さんの非常に重要な役割だろうけど、そんな中でメディアでの、メディアの社員の皆さんでも間違った違法な行為をしてしまうこともあるし、これは残念ながら警察にもあるわけだから。やっぱりその職場においての倫理観をしっかり醸成させるというのが一番大事かなと思っています。 司会:それでは次のご質問をお願いします。それではこれで終了させていただきます。ありがとうございました。 【書き起こし】大阪・松井知事が定例会見1月24日 全文2に続く