ANA、コロナで1月追加減便 国内86路線5218便影響
全日本空輸(ANA/NH)は12月24日、国内線の追加減便を発表した。期間は28日から2021年1月31日まで。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染再拡大によるもので、28日から31日までは26路線95便、1月1日から31日までは55路線793便を追加減便する。これにより、25日から1月3日までの年末年始期間は計画比90%の便を運航し、予約率は40.1%となる。 24日発表分を含めた12月の減便率は23%になり、113路線中87路線5133便を減便。1月も減便率は23%で、86路線5218便を減便する。 12月の運休は、計画していた113路線のうち11路線で、地方空港からの国際線接続用に運航する成田発着の札幌(新千歳)、仙台、新潟、中部、伊丹の5路線と、札幌発着の那覇、富山、岡山、広島の4路線、関西-福岡線、長崎-那覇線。一部の日が運休となるのは、羽田-釧路線や伊丹-函館線など13路線となる。残りの路線は一部を除き減便する。 羽田発着の幹線4路線は、1日14往復を計画していた札幌線は同9往復から14往復に減便する。15往復の伊丹線は14.5から15往復、17往復の福岡線は13から17往復に減便する。那覇線は減便せずに計画通り11往復運航する。 1月も計画113路線のうち11路線を運休。成田発着は札幌、仙台、新潟、中部、伊丹、那覇の6路線と、札幌発着の富山と岡山の2路線、那覇発着の新潟と長崎の2路線、関西-福岡線が対象になる。一部の日が運休となるのは、羽田-釧路線や札幌-那覇線など13路線になる。残りの路線は一部を除き減便する。 羽田発着の幹線4路線は、1日14往復を計画していた札幌線は同10往復から14往復に減便する。15往復の伊丹線は13から15往復、17往復の福岡線は14から17往復に減便する。那覇線は減便せずに計画通り11往復運航する。
Tadayuki YOSHIKAWA