女性を引っ張っていく昭和型の男性がモテている!? ただし3つの注意点も
何かにつけて悪者扱いされる“昭和型”。パワハラおじさん、男女差別といった未熟な慣習・言動は非効率で野蛮な部分はあるが、果たして本当にすべてが悪いのか。では、恋愛・婚活市場における昭和型の価値はどうなっているのだろうか? 今回は、婚活アドバイザーの植草美幸氏に話を聞いてきた。
昭和型の男は頼りがいがあるとモテる傾向にあり
「『女性は男が養い、守っていくものだ』という価値観を持つのが昭和型の男。そのため女性をリードし、デートなどでもお金を使わせず、精神的にも女性に依存しない。こうした『黙って俺についてこい』というタイプの男は昨今の恋愛・婚活市場ではかなりの希少種で、頼りがいがあるとモテる傾向にあります」 そう語るのは婚活アドバイザーの植草美幸氏だ。昨今は友達のように対等な立場のカップル・夫婦が多いそうだが、そんななかで女性を引っ張っていく昭和型の男の価値が相対的に上がっているようだ。だが、昭和型を恋愛市場で貫くにはいくつかの条件が求められるとか。
しかしアップデートすべき点も…
「ひとつは、確固たる経済力があること。お金がないのに偉そうだったり、『俺についてこい』というスタンスは通用しません。 2つ目は言葉遣い。昭和型の男は女性を『お前』と呼んだり、上から目線や命令口調で話をしがち。この態度はさすがに今の時代にフィットしません。 そして3つ目が家事・育児へのスタンス。昭和期は専業主婦が基本で、『家事一切は妻の仕事だ』と家でふんぞり返っている男が大半でした。そんな親の姿を見て育ったからか、昭和型の男は今でも家事を女性に任せがち。共働きなのに家でふんぞり返るばかりの男はさすがに愛想をつかされます」 女性をリードし守っていくという昭和型のマインドを持ち続けながら、言動は令和版にアップデートすることが必須。恋愛市場においても時代に合わせて細部を書き換えていくことが重要のようだ。 【植草美幸氏】 婚活アドバイザー。成婚率80%を誇る結婚相談所マリーミー代表。近著に『ドキュメント「婚活」サバイバル』 <取材・文/週刊SPA!編集部> ―[[昭和型]で何が悪い!]―
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