道頓堀のハロウィーン戎橋を揺らす 仮装の若者「楽しい」通行人「迷惑」
道頓堀のハロウィン戎橋を揺らす 報告・撮影:柳曽文隆 THE PAGE大阪
大阪市中央区の道頓堀は31日夜、ハロウィーン当日を迎え戎橋周辺は仮装した若者たちで埋め尽くされた。戎橋はハロウィーンを楽しむ若者で埋め尽くされ、多くの人がジャンプをするなどし橋が揺れ、警察官がマイクで強く注意を呼びかけていた。 【拡大写真】ふだんの戎橋の様子 名物の看板と撮影を楽しむ人が多い
同日夜になると、アニメで人気のキャラクターやゾンビなどの仮装に身を包んだ若者が次第に増えてきた。同日午後10時ごろには、橋が容易に渡れないほどの人で埋め尽くされ、道頓堀川沿いの道も仮装した若者が写真撮影などを楽しんでいた。 橋の上で多くの人が踊ってジャンプすると、橋が上下に揺れる光景もみられ、警備にあたっている警察官が「ジャンプするのはやめてください」と強く注意を呼びかける場面も多くみられた。
大阪市西区から来たという大学生の男性(20)は「先週、ネットのニュースで道頓堀が仮装で盛り上がっているのをみて、31日は盛り上がろうと思ってきた。みんなと楽しくすごせてうれしい」と話す。 会社から帰宅途中の大阪市住之江区の男性(45)は「戎橋を使うことができず、回り道してるけど、前に進みにくい。はっきり言って迷惑なので、もうちょっと仮装している人も考えて行動してほしい」と困惑した表情で話していた。