世界5位メドベージェフ「上海が大好き」 ストレート勝ちで3回戦進出<男子テニス>
ロレックス・上海・マスターズ
男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は4日、男子シングルス2回戦が行われ、第5シードのD・メドベージェフが同88位のT・セイボスワイルド(ブラジル)を7-5, 7-5のストレートで破り、3回戦進出を果たした。 【ダニエル太郎ら 上海マスターズ組合せ】 28歳で世界ランク5位のメドベージェフは同大会で2019年に決勝でA・ズベレフ(ドイツ)を破り優勝しているが、昨年は3回戦でS・コルダ(アメリカ)に敗れた。 シード勢は1回戦が免除のため2回戦からの登場となったメドベージェフは第1セット、第4ゲームでブレークを許すも直後の第5ゲームでブレークバック。その後は両者ともにキープを続けたが、第11ゲームでメドベージェフが2度目のブレークに成功しそのまま先行する。 続く第2セット、このセットも第2ゲームでセイボスワイルドが先にブレークするが、第3ゲームでメドベージェフが即座にブレークバックに成功。終盤の第11ゲームで再びブレークを果たしたメドベージェフが1時間56分の熱戦を制した。 男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のメドベージェフのコメントを掲載している。 「厳しい場面でも冷静さを保つことができてよかった。彼(セイボスワイルド)は両方のセットでブレークをした。僕はプレッシャーをかけて、それがどちらのセットも5オールのときにうまくいった」 「僕は上海が大好きで、人々も僕を愛してくれていると感じている。とても楽しいので、できるだけ長くここに滞在したいと思ってる」 勝利したメドベージェフは3回戦で第29シードのM・アルナルディ(イタリア)と対戦する。アルナルディは2回戦で世界ランク131位のZ・スヴァイダ(アメリカ)を6-7 (2-7), 6-2, 6-4,の逆転で下しての勝ち上がり。
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