海保巡視船とマグロ漁船が衝突 沖縄・糸満市沖 けが人や浸水なし 自力航行で那覇市に帰港へ
沖縄県糸満市の南方の海域で23日午前7時ごろ、那覇海上保安部所属の巡視船りゅうきゅうと、マグロはえ縄漁船第一成福丸(那覇市船籍)が衝突した。巡視船には33人、漁船には日本人の男性船長とインドネシア人男性の2人が乗っていたが、けがはなかった。 【写真】炎上する「第8光栄丸」。その後沈没した=9月 那覇海保によると、現場は糸満市の喜屋武岬から南南東約80キロの沖合。巡視船は右側面が、漁船は前部の船首がそれぞれぶつかった。浸水や油の流出は確認されていない。両船ともに自力航行は可能な状態で、距離を取りながら那覇へ向け航行している。