電子制御のハコスカ【3】20年を経て最新スペックのエンジンが搭載された美麗ボディ
シリーズ:電子制御のハコスカ【3】 ふだんなら細かいファブリケーションも含めて全てドゥーキーズ製作となるエンジンパートだが、今回はオーナーとU‐CHI代表内倉さんが友人ということもあり、パネル類のメタルワークなどは内倉さんが製作した。ダイレクトイグニッションのカバーやファンシュラウドなどの他に、インテリアにおいてもセンターコンソールやキックプレートをワンオフし、このハコスカにスペシャル感を与えている。 【画像19枚】シートはレカロLX。このクルマの雰囲気に合った選択だ。そしてU-CHI製オリジナルのキックプレート。要望があれば市販もしてくれるとか かくして20年の時を経て再始動したハコスカプロジェクトは、当時作られた美麗なボディはそのままに、最新スペックのインジェクションエンジンを搭載して見事に復活した。レストア開始から完成するまでに、20年という長い時間を経たが、クルマというのはその時代時代の確かな技術を投入することで、その価値はいつまでも不変であることを、このハコスカは教えてくれる。きっとこの先20年、いやそれ以上の年月を、このハコスカは生き続けていくことだろう。
Nosweb 編集部