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長持ちすぎる軍用機5選 2020年に現役のレシプロ複葉機や日本仕様「ファントムII」ほか

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乗りものニュース

日本で長く運用された機体といえばこれ「F-4EJ改 ファントムII」

 日本の自衛隊にも長持ちな機体があります。とはいっても2020年度に退役予定ですので、正確には「ありました」が適切でしょうか。F-4EJ改「ファントムII」の原型は、1966(昭和41)年にF-86Fの後継機種として導入された、F-4Eの日本向けモデルF-4EJです。  なお、同機の元であるF-4Eを運用していたアメリカ軍では、1990年代には現役を退いていて、日米の共同訓練では「まだ飛んでいるのか」と驚くパイロットもいたそうです。  最後の配備部隊となった百里基地の第301飛行隊は、2020年4月15日、最後の記念塗装機になるF-4EJ改を公開しましたが、新型コロナウィルス感染対策の観点から、事態が収束するまでは公式の投稿画像で楽しんで欲しいと呼びかけています。

A-10の前にA-10なくA-10のあとにA-10なし というわけで働き続ける「A-10」

 対地攻撃機の長寿機として知られるのが、アメリカ軍のA-10「サンダーボルトII」です。1977(昭和52)年の配備以来、様々な戦場へ対地攻撃のために姿を現しています。  運用コストの高さから、たびたび後継機の話や退役の話も出ており、ついに2015(平成27)年には退役が決まりかけましたが、機首の30mm機関砲や翼下のハードポイントに多種多様な対地兵器を積めるその攻撃力と、生存性の高い設計はほかに代わるものがないということで、結局、退役は無期限延期になりました。  一応、エンブラエルA-29などの代替機案や、F-16やF-35に対地任務を任せる案などが現在でもアメリカ軍にはありますが、現状は2030年代までA-10を使う予定のようです。  ここに挙げた5機種のほかにも、MiG-21やミラージュIIIなどが長持ちの機体としては有名でしょうか。1機の生産コストが高い関係なのか、航空機はわりと長く使われる機体が多い気がしますね。

斎藤雅道(ライター/編集者)

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