ニセ電話詐欺被害、未然に防止 コンビニ店員とオーナーに感謝状
ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、ミニストップ岐阜西鏡島店に岐阜中警察署から感謝状が贈られました。 感謝状を受け取ったのは、ミニストップ岐阜西鏡島店の店員、原田吉弘さんとオーナー間瀬和広さんです。 原田さんは1月8日、店を訪れた60代の女性が、スマートフォンを片手に5万円分の電子マネーを購入しようとしているのを不審に思って警察に通報し、被害を未然に防ぎました。 この女性は2020年12月末にも来店し、3万円分の電子マネーを購入していたということで、原田さんは女性を引き留めて、警察に通報したということです。 原田さんらは岐阜中警察署を訪れ、髙松等署長から感謝状を受け取りました。 ※原田吉弘さん 「事前に防ぐことができて、被害が出なかったことが本当にうれしいです。定期的に警察の方がお店の方に、パンフレットやチラシなどで、今こういう詐欺がはやっています、こういう被害が増えていますと見回って教えていただけたので、今回動くことができたと思います」 警察によりますと、去年1年間に県内で発生したニセ電話詐欺被害は、150件、被害額はおよそ2億7000万円にのぼるということです。