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藤井聡太棋聖、人生初の就位あいさつで紋付袴「この経験を活かして成長したい」最年少タイトル獲得・棋聖の就位式に出席

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ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太棋聖(王位、18)が9月23日、最年少タイトル獲得の記録を樹立したヒューリック杯棋聖戦の就位式に出席し、人生初の就位あいさつを行った。タイトル戦には羽織・着物の和服姿を披露した藤井棋聖だが、この日は紋付袴で登場。「この経験を活かして成長したい」と語った。 【動画】藤井聡太二冠、初タイトル獲得の瞬間  藤井棋聖は、新型コロナウイルスの影響で対局が約2カ月空いた後、挑戦者決定戦で永瀬拓矢王座(28)を下して挑戦権を獲得。当時、タイトルを保持していた渡辺明名人(棋王、王将、36)との五番勝負では激闘を演じ、7月16日に快挙を達成した。  シリーズは3勝1敗の成績で、17歳11カ月という史上最年少でのタイトル獲得に成功。五番勝負の中では、将棋史に残ると言われる数々の一手や、会見でのコメントなどでも大きな話題に。デビュー以来の29連勝で日本中を沸かせた「藤井フィーバー」の再来だとして、連日メディアでも一挙手一投足が取り上げられた。  日本将棋連盟会長の佐藤康光九段(50)ら関係者からその快挙を称えられると、師匠である杉本昌隆八段(51)からは、花束とともに「弟子にしたのは8年前ですが、ここまで順調に成長してくれた。不調になったらアドバイスしようと思っていたが、その時がなかった」とユーモアを交えたメッセージが送られた。  関係者から祝福の言葉を受けた藤井棋聖は「五番勝負を通じて、多くの経験を得ることができました。この経験を活かして成長していきたいと思います」と語った。  また就位式の後に行われた会見で藤井棋聖は、6月に挑戦者となった時の感想については「対局が再開してからはあっという間のことだったので、すぐには実感がなかったんですが、渡辺先生との番勝負で教わることができるのが楽しみだと思っていた」と振り返った。またスケジュールについては「4月、5月と自分にとっては公式戦の対局がなかったですが、その間にしっかりとコンディションを整えることができたのかなと思います」と語った。  五番勝負については、第1局に勝利し「挑戦者決定戦から間もなく、自分としてはいい状態で臨むことができました。結果としては1勝をあげられたのは自信になりました」、また最年少タイトルを獲得した時の心境は「第4局は苦しい時間が長い将棋でしたが、なんとか勝つことができました。一つ、結果を出せたのはうれしかったですし、自分にとってはとても成長できたシリーズだと思いました」と振り返った。  就位式の感想について問われると「就位式を迎えられたことはうれしく思います。改めて獲得を実感すると同時に、一層精進しなければと思います」と語ると、王位も獲得してのタイトルホルダーとしての自覚については「タイトルを持つ立場になりましたが、対局には全力を尽くすことが大事で、将棋界を代表するという立場でもありますので、盤上でもそれ以外の面でも、一層精進したいと思います」と述べた。  謝辞についての緊張感には「就位式自体、竜王戦の経験はあったんですが、今回はタイトルホルダーとして壇上に立つということで、今まで以上の緊張感はありました」とコメント。紋付袴で登場したことには「和服自体はタイトル戦で登場するまで着る機会が少なかったですが、今回の就位式のために仕立てていただいたもので、和服を着て壇上に立つのは特別な思いはあります」と説明した。  また藤井棋聖がスポーツ雑誌で取り上げられた事で、「将棋はスポーツか」という話題がファンの間で起きたことには「棋士はアスリートの方と同じ様に、競技に対する姿勢、盤上に対する姿勢を見ていただいているものだと思います。将棋に対して真摯に取り組んでいくことが大事なのかなと思います」とも語った。

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