冬に疲労を溜めないための6つのルールとは
サマータイムを導入している地域の人間にとって、冬時間に戻るのは、睡眠時間が1時間増えるので、夏時間に変更するほど難しくはない。しかし、夏が終わり、日照時間が短くなると、士気やモチベーションが低下する傾向にある。この変化を受け入れるということは、身体のリズム、つまり私たちの日々のリズムが季節に合わせて変化するのを受け入れることを意味している。しかし自然そのものがスローダウンしているのに、なぜ私たちはスムーズに減速できないのだろうか? 変化にうまく適応できないと、結果的に疲労を溜め込むことになってしまう。そうならないためには、次の対処法を日々の習慣にするとよさそうだ。
日光を楽しむ
スクリーン、LED、ネオンライトといったもののおかげで、現代の我々の生活は、日光からますます遮断されている。しかし日光は、体内時計を調整し、士気を高め、多動性を軽減するなど、代謝が適切に機能するのに不可欠であるため、心と身体のためには自然光を最大限活用する必要がある。日が暮れるのが早い冬は、朝は少し早めに起きるといいだろう。
毎日同じ時間に眠る
決まった時間に就寝する習慣をつけるようにしよう。毎晩、就寝前にルーティンを同じ順序で行うことによって、身体が眠りにつく準備が整う。その際、スマホやタブレットの画面は見ないように! ブルーライトはメラトニンの生成を妨げ、覚醒を促すからだ。インスタグラムをスクロールしたり、メールチェックしたりすると、脳が興奮状態になり、眠りを妨げることになってしまう。
適度な運動を取り入れる
自然光の下で身体活動を行うことは、疲労を取り除くのに最も効果的だ。少し早く起きれば、徒歩や自転車でオフィスに行く余裕ができるかもしれない。昼休みを延長して30分歩くのもいいだろう。普段、夜にスポーツをする人は、オフィスで長時間過ごしていないか注意したい。午後5時に暗くなった途端、時間のことを忘れてしまいがちだ。
住環境を快適に整える
あなたは禅派(ミニマリスト)? それともヒュッゲ派(居心地のよい繭)? たいていの場合、冬は夏よりも家にいる時間が長くなる。夕方、暗くなるのを待ってから、部屋の手入れをするといいだろう。整理整頓や掃除をすることで、住環境が快適になればなるほど、夜過ごす時間が楽しくなるものだ。