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世代超え“ほっこり”交流 東和に多目的スペース完成【岩手】

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岩手日日新聞社

 花巻市東和町小友に、誰もが集える多目的スペース「おとなのほっこり場」が完成した。約1000平方メートルの敷地に、リノベーションした古民家や土蔵、キャンプ広場などがあり、民泊施設としても利用できるように整備し、世代や立場を超えた交流の場を目指す。  東和を盛り上げようと、移住定住促進や地域づくり支援などを行う一般社団法人「東和作戦会議」(薄衣忠孝代表理事)が主導する「やなのうえ(屋号)プロジェクト」という取り組み。  同所で1人暮らしをしていた家主の菅野陽子さん(83)から「家を手放そうと思うが、空き家を東和の活性化につなげられる活用方法はないか」と2017年に同団体に相談があった。情報を耳にした市内在住の元中学校教諭で高橋典人さん(59)が希望し、19年5月から住み始めた。  敷地内には、母屋でWi―Fiが使える多目的スペース「やなのうえ」のほかに、土蔵をリノベーションした多目的ホール「蔵しっく」、ピザ窯や流し台を配置した多目的広場「やまなし広場」などがある。  高橋さんは現在、主に母屋の2階部分と台所で生活。いろりや家具がそろう1階部分は宿泊者が自由に使えるように整えた。土蔵には、勉強机やスクリーン、チェス台などを設置し、さまざまな用途で活用できそうだ。  今後、民泊許可を取得し、21年度のオープンを見込んでいる。  17日のプレオープンでは、関係者ら約20人が敷地内を見学したほか、ピザを食べながら会話を楽しんだ。  高橋さんは「年齢や目的にかかわらず、県内外の多くの人に利用してもらえたらうれしい」と期待を込める。  見学した県立大総合政策学部3年の藤原麻衣子さん(21)は「母屋も蔵もきれいにリノベーションされており、若者でもなじみやすい場だと感じた。祖父母の家を思い出させる雰囲気で温かい気持ちになる。友人同士で来たら楽しめそう」と話していた。  宿泊は素泊まり限定で料金は未定。冬季は休業する。問い合わせは高橋さん=090(3366)6151=へ。

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